ハコベルのトラック予約/受付システム「トラック簿」がiPROのAIカメラと連携し、入退場や荷役の打刻を自動登録します。現場の手作業を減らし、待機・荷役時間の正確把握を目指します。
ハコベル株式会社は、トラック予約/受付システム「トラック簿」とiPRO株式会社のAIカメラを2026年3月から連携させ、入退場時刻や荷役作業の開始・完了時刻を自動で登録できる仕組みを提供します。改正物流二法の施行（2025年4月）で荷待ち・荷役時間短縮の取組みが努力義務化されるなか、バース混雑の緩和や待機時間の正確な把握が求められている現場に対する応答です。これまでタブレットやスマホで行っていた打刻を、カメラの映像解析でリアルタイムに行えるようにすることで、運用負担の軽減とヒューマンエラーの削減が期待されます。
iPROのAIカメラは60年超のセンシング技術を基に開発され、端末側で映像解析を行うため高精度のリアルタイム検知が可能です。この特長を活かし、「トラック簿」は入退場や荷役のタイムスタンプを自動で取得し、システム内に正確に蓄積します。ハコベルは「物流の『次』を発明する」というミッションのもと、デバイス開発に強みを持つ企業との連携を強化しており、本連携により導入拡大と現場のデジタル化が一層進む見込みです。ハコベルは3年連続成長率No.1の実績（出典：デロイト トーマツ ミック経済研究所）を背景に、さらなる機能強化を図るとしています。
詳しくは「ハコベル株式会社」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部
