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“生活導線を握ったSNS”はどれか?2025年データで分かった企業が今押さえるべきSNSとは


STARTDASHの調査でLINEは利用率82.6%、コアユーザー率35.7%と他を大きく引き離しました。認知・利用・継続意向まで一貫して強いLINEの構造は、企業の顧客接点DXにどんな示唆を与えるのか、主要12ブランドのデータを基に整理します。 

調査結果の要点と企業が押さえるべき示唆 

STARTDASH株式会社が2025年7〜9月に実施したインターネット調査(対象15〜59歳、有効回答3,552名)では、主要SNS12ブランドの認知・現在利用・リピート意向・コアユーザー率が明らかになりました。認知率ではLINEが91.5%で首位、Instagram89.9%、TikTok88.3%、X88.1%と上位5ブランドは高い認知を維持していますが、実際の「現在利用率」では差が開き、LINEが82.6%と頭一つ抜け出しました。Xは60.0%、Instagram56.7%、TikTok49.3%と続き、各ブランドがそれぞれの利用シーンを握っている構図が示されています。 
 
調査は各回答者にランダムで1ブランドを提示して行われ、結果は人口構成比でウェイトバック集計されています。注目すべきはリピート意向とコアユーザー率の高さで、LINEは今後も使いたいとする割合が80.5%、家族や友人に薦めたいとするコアユーザー率は35.7%に達し、他ブランドを大きく引き離しています。XとInstagramはリピート意向で約5割台の接戦を繰り広げ、コアユーザー率もXが20.4%、Instagramが19.9%と僅差で続きます。これらの数字は、認知が高くても日常接触頻度や推奨度といった「質」の指標で差が生まれることを示しています。 
 
企業の顧客接点DXにおけ示唆は明確です。まず、LINEのように生活インフラ化したプラットフォームは日常的接触を通じて顧客関係を維持・深化しやすく、コアユーザーの厚みが高いチャネルはCRMやLTV向上に直結します。一方で、XやInstagramは情報発信や共感形成、TikTokは発見接点や短尺コンテンツでの拡散といった役割が強く、用途別のチャネル設計が有効です。施策設計では単なる「利用率」だけでなく、リピート意向やコアユーザー率といった多面的な指標を評価軸に含めることが求められます。加えて、各ブランドの回答者数(例:LINE729名、X685名、Instagram688名、TikTok708名)など調査の母数にも注意しつつ、ターゲットの年齢や接触頻度に合わせた運用が重要です。 
 
LINEの強さは「日常接点」と「推奨される厚い支持層」にあります。企業は用途別にSNSを組み合わせ、多面的指標で戦略化すべきです。 
 
詳しくは「STARTDASH株式会社」の公式ページまで。  
レポート/DXマガジン編集部  

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