
楽天ペイメントは2025年11月13日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント運営の「PlayStation® Store」(PS5/PS4)で「楽天ペイ(オンライン決済)」が利用可能になったと発表しました。楽天ID連携でカード決済が簡略化され、条件付きで楽天ポイントの付与・利用も可能になります。
PlayStation Store対応で何が変わるのか
楽天ペイメント株式会社は、2025年11月13日付で「PlayStation®5」「PlayStation®4」内の「PlayStation® Store」において「楽天ペイ(オンライン決済)」の提供開始しました。利用者はPlayStationの購入フローで「楽天ペイ」を選択し、楽天IDに紐づくクレジットカード情報を用いて支払いができます。これにより、コンソール上でのカード番号再入力などの手間が省け、購入体験の簡略化が期待されます。導入対象は「楽天ペイ(オンライン決済)」である点にご注意ください。
また、楽天ペイを通じて「楽天ポイント」を支払いに利用したり貯めたりできる仕様も含まれます。ただし、プレスリリースではポイントの付与・利用が適用される支払い手段を明確に限定しています。具体的には「楽天カード」「楽天ポイント」「楽天キャッシュ」「楽天銀行デビットカード」での支払いに限り、PlayStation Storeでの楽天ポイントの付与・利用が可能です。したがって、利用者は自身の支払い手段がポイント対象かどうか確認する必要があります。
楽天ペイメント側は今回の対応を、キャッシュレス決済の利用機会拡大と利便性向上の一環と位置づけています。2019年4月に設立された同社は決済とマーケティを中核事業とし、2025年度のJCSI(日本版顧客満足度指数調査)においてQRコード決済業種で史上初の3年連続「顧客満足」1位を獲得した実績も示しています。今回のPlayStation® Store対応は楽天のエコシステムをゲームプラットフォームへ接続する取り組みの一歩であり、楽天IDで一元的に決済情報を管理するユーザーには直接的な恩恵があります。
詳しくは「楽天ペイメント株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部
