
埼玉県新座市の「キャッシュレス決済ポイント還元事業 第4弾」に楽天ペイメントが参加します。2025年10月16日から11月30日まで、最大20%還元(条件あり)という強力なインセンティブが地域消費をどう動かすか、運用面の要点を押さえて自治体DXの実務につなげます。
キャンペーンの仕組みと運用

埼玉県新座市で実施される本キャンペーンは、2025年10月16日00:00から11月30日23:59まで、対象店舗での「楽天ペイ」コード決済(コード表示・QR読み取り・セルフが対象、オンラインは除外)または「楽天Edy」利用で、決済金額に対して最大20%を還元する仕組みです。還元は「楽天ポイント」または「楽天Edy」残高で付与され、エントリーは不要です。併せて「楽天ペイ」アプリで「楽天ポイントカード」提示かつ支払い元を「楽天キャッシュ」にしたコード決済を行うと追加で最大2.5%が還元され、合計で最大22.5%まで到達する可能性があります。なお一部対象外の店舗や商品(タバコ、保険適用の調剤・医療費など)があり、オンライン支払いは対象外です。
運用面の注意点としては還元上限や進呈・受け取り手続きの違いを明確に周知することが挙げられます。楽天ペイの進呈上限は1回あたり1,000ポイント期間中最大5,000ポイント、楽天Edyは1回あたり1,000円相当、期間中最大5,000円相当で、楽天ペイのポイントは2026年1月末頃までに進呈予定、楽天Edyの残高受け取りは2025年12月15日〜2026年1月31日の受け取り手続きが必要です。さらに予算上限到達で早期終了する可能性がある点、受け取り手続きが利用者側に必要な点、加盟店側の対象可否確認や店頭周知の徹底など、事務的な整備が欠かせません。これらを事前に整理することで、利用者や加盟店の混乱を防ぎ、還元施策が地域のキャッシュレス基盤強化につながる設計になります。
詳しくは「楽天ペイメント株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權
