starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

スマホ月額料金平均4,117円に低下 “ヘビーユーザー”と“節約派”の二極化が加速


2025年7月の調査結果によれば、スマートフォン利用者の月額利用料金は平均4,117円になっていることが明らかになりました。これは前回調査の2025年1月時点と比較して239円の低下です。また、スマートフォンの購入金額は平均76,021円で、これも前回調査と比べて1,070円の低下となっています。

スマートフォンの月間データ通信量は平均12.46GBで、これは前回調査と比較して0.41GBの増加となりますが、中央値は依然として3GBとなっています。また、通話時間を除いたスマートフォンの週平均利用時間は約1,201分(約20時間)です。

スマートフォンの月額利用料金と購入金額

携帯電話の月額利用料金について、端末代金の分割支払い分を含まない実際の支払総額を分析した結果、スマートフォン利用者全体では4,117円となり、前回調査から239円低下したことがわかりました。

また、端末の割引前購入金額はスマートフォン利用者全体で76,021円となり、前回調査から1,070円低下しました。これは、2024年12月に施行された電気通信事業法の関連省令の改正により大手キャリアの下取りを活用した実質値引きが制限されたことが影響していると分析されています。

月間データ通信量と通話時間

スマートフォン利用者の月間モバイルデータ通信量は平均12.46GBで、中央値が3GBとなっています。有効回答のみを対象とした場合、月間通信量は「1GB」が25.2%、「2GB」が10.1%、「3GB」が17.2%となり、52.5%のユーザーが3GB以下の通信量となっています。平均値は上昇傾向にありますが、中央値は依然として「3GB」であり、二極化が進行していることがわかります。

また、スマートフォン利用者に音声通話時間を質問した結果、1週間の平均通話時間は携帯電話番号からの場合、MNO 4社は20.0分、サブブランドは17.3分、MVNOは9.2分となりました。IP電話・アプリ電話からの場合は、MNO 4社は21.0分、サブブランドは16.5分、MVNOは12.7分となりました。これらを合算すると、MNO 4社は41.0分、サブブランドは33.8分、MVNOは21.9分となりました。

スマートフォンの利用時間と用途

スマートフォンの1週間あたりの利用時間は1,201分(約20時間1分)で、個別に見ると、MNO 4社は1,236分、サブブランドは1,173分、MVNOは1,115分となりました。

用途別に見ると、「インターネット検索・情報収集」が最も多く、次いで「動画視聴」、「SNS」、「メール・メッセージの送受信」、「ゲーム」、「音楽視聴」、「オンラインショッピング」の順となりました。上位7用途で全体の77.1%を占めました。

今後の月額利用料金の予測

今回の調査で月額利用料金が4,117円にまで低下したことから、今後は料金値上げによる微増トレンドが予測されます。これは、新たな料金プランや値上げの動きが見られる一方で、物価高騰が続く中でも通信事業者は熾烈な値下げ競争を展開してきたため、これらの動きは過度な値下げ競争からの脱却を図るものと考えられます。

以上の結果から、スマートフォン利用者の月額利用料金や購入金額、データ通信量などについての詳細な傾向と予測が明らかになりました。これらの情報は、今後のスマートフォン市場の動向を理解する上で非常に有益です。

詳しくは、「MMRI」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.