セキュリティ人材不足や対策の“鮮度不安”がDXの足かせになっています。IIJの「セキュリティドクター」は非常駐で伴走し、可視化から計画策定、実行支援までを能動的に提供。実務に直結するメニューと料金感が明示されている点も特徴です。
可視化から実務支援まで、伴走型の使い分け方
IIJのサービスは「可視化・相談」「戦略検討」「対策実践」の三本柱で構成されています。可視化フェーズでは現状の対策鮮度チェックや優先度の整理を通じて、まず何を直すべきかを明確にします。戦略検討フェーズでは、社内の状況に即した計画策定支援や専門家との短時間ディスカッション（例：セキュリティエキスパート30）で方針を固めていきます。対策実践フェーズでは、脆弱性やアタックサーフェスの調査、外部基準の変更点をまとめたレポート提供など、検討から実装に移すための情報を定期的に受け取れます。
ここで重要なのは「実務への落とし込み」です。単なる診断や報告書にとどまらず、ドキュメント整備や現場での判断支援、検討への参画まで行うことで、日常運用レベルの課題解決につながりやすく設計されています。常駐は不要だが手厚い支援が欲しい企業に向け、非常駐の伴走型でコスト面と支援の厚みを両立させている点も差別化要素です。
料金面では、初期100万円～、月額100万円～、最低利用期間1年が目安として示されています。これは非常駐での継続的な伴走支援を前提にした費用感の目安になり、可視化で現状の優先度を確認した上で必要なメニューを組み合わせる運用設計が現実的です。
詳しくは「IIJ」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部 權
