
OpenWork「働きがい研究所」の調査によると、40~50代のミドル層転職者に対して「待遇の満足度」と「人事評価の適正感」を基準に企業ランキングを作成した結果、1位は日本マイクロソフト、2位は電通、3位はセールスフォース・ジャパンでした。成果主義の浸透や多様な転職者受け入れ体制が評価の鍵になっているようです。
OpenWork「働きがい研究所」が発表した「ミドル転職者が評価&待遇に納得できる企業ランキング」(vol.138)では、40〜50代の転職経験者を対象に、「待遇面の満足度」と「人事評価の適正さ」を5点満点で評価し、その合計スコアで企業を順位付けした結果が報告されました。
調査によると、ランキング上位10社のうち半数がIT・通信業界が占めており、日本マイクロソフト、電通、セールスフォース・ジャパンがトップ3にランクインしています。これらの企業は、成果重視の評価制度や多様なバックグラウンドを持つ中途社員を積極的に受け入れる風土が評価されている傾向があるといいます。
社員クチコミからは、下記のような声が目立ちます:
- 成果を上げることで待遇に反映されやすい
- 中途入社社員でも裁量権を持ちやすい
- 多様性を重んじ、異業界経験者も受け入れる寛容な組織文化
また、フラットな社風や変革志向を持つ企業が、管理職層を含むミドル層にとって魅力的な選択肢とされる背景も指摘されています。
こうした結果は、ミドル層がキャリア後半において、待遇と評価制度の透明さ・公平性を重視する傾向が強まっていることを反映していると考えられます。
詳しくはOpenWorkまで。
レポート/DXマガジン編集部
