2025年8月のふるさと納税における検索キーワードで、「米」や「還元率」「おせち」などが急上昇。生活必需品の「実用性」と贅沢感のある「ご褒美品」が上位に入り、消費者の意識の変化が透けて見えます。制度改正前の“お得さ”を巡る関心も高まっているようです。
Groov株式会社が運営する「はじめてのふるさと納税」は、ふるさと納税返礼品の検索キーワードランキング（2025年8月）を公開。上位20ワードを見ると、「ふるさと納税 米」が1位に急浮上し、「還元率」や「おせち」など制度変更や時節に応じたワードが強く注目を集めています。物価上昇の影響から生活必需品が支持を得つつ、特別感を求める嗜好も根強いため、「体験型」返礼品や季節商品も人気となっています。
特定の自治体名では「都城市」が2位。肉類の返礼品が多いことから、自治体ブランドの強さが検索行動に大きな影響を与えているようです。また「旅行」「炊飯器」「日用品」といったジャンルもランキングに入り、実生活との結び付きが強い返礼品が選ばれている傾向が伺えます。
検索キーワードの急上昇要因には、10月から実施される制度改正（ポイント付与の見直しなど）が影響しており、「還元率」「年収別」「自治体比較」といったお得感の把握に関心が集まっていることも読み取れます。
詳しくはGroov株式会社まで。
レポート／DXマガジン編集部
