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AIクローラーがボットトラフィックの8割占有 Meta社が半数以上を生成


ファストリー株式会社は、2025年第2四半期の脅威インサイトレポートを公表しました。AIボットの中でクローラーが約8割を占め、そのうち半数以上をMeta社が生成。GoogleやOpenAIを上回る規模で、Webインフラへの負荷やセキュリティ課題が浮き彫りとなっています。

グローバルでエッジクラウドプラットフォームを展開するファストリー株式会社は、2025年第2四半期における自動化Webトラフィックの動向をまとめた最新調査を発表しました。分析期間は4月中旬から7月中旬で、この間に観測されたAIボットトラフィックの約80%がAIクローラーによるものであることが判明しました。さらに、その過半をMeta社のボットが占め、Google(23%)、OpenAI(20%)を大きく上回る結果となりました。

また、ChatGPTやPerplexityなどが用いる「フェッチャーボット」によるアクセスも顕著で、瞬間的には毎分39,000件を超えるリクエストが発生。こうしたトラフィックはサーバーや帯域に負荷をかけ、悪意がなくともDDoS攻撃と同様の影響を及ぼす恐れがあると指摘されています。

地域別では、北米が全体の9割を占める一方、欧州やアジアなど他地域は小規模にとどまり、学習データセットにおける地理的偏りの拡大が懸念されています。業界別では、コマースやメディア、ハイテク分野がAIモデルのスクレイピング被害に多く直面しているといいます。

Fastlyのセキュリティリサーチャーは「AIボットは利便性と同時に可視性やコスト、セキュリティ上の新たな課題を生み出している」とコメント。今後は透明性のあるボット検証や、より高度な管理戦略が求められるとしています。

詳しくはファストリー株式会社まで。
レポート/DXマガジン編集部

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