
株式会社ウイルテックの連結子会社で建設業界向けの人材サービス・技術者教育を展開する株式会社ワット・コンサルティングは、Z世代に最適化した教育ツール「建設学習サイト Construction Boarding」において、建築マイクロラーニングの第二期コンテンツを2025年7月1日に正式リリースしました。
第一期(2025年4月公開)で提供した躯体工事や一部設備工事を中心とした全173本に続き、今回の第二期では新たに114本の教育動画を追加し、仮設工事、山留工事、杭工事、土工事のほか、電気・空調・給排水・防災・昇降機など各種設備工事まで幅広い工種と工程を網羅しています。各動画は平均約3分半のマイクロラーニング形式で、業務の合間やスキマ時間に効率よく視聴できる構成です。標準搭載のLMS(学習管理システム)により視聴履歴や理解度テストの結果を可視化でき、OJTの補完や教育の標準化に役立てることができます。
これにより現場の空き時間を活用した学習が可能になり、教育担当者の負担軽減や指導の均質化が期待されます。Construction Boardingはスマートフォン・タブレット・PCに対応したマルチデバイス環境を提供しており、現場での利便性を重視して設計されています。現在、追加された第二期の新動画も含めてすべての動画コンテンツを体験できる2週間の無料デモプランを提供しており導入前に操作感や教育効果を確認することが可能です。今後は内装・外装仕上げ工事、外構、竣工検査など残る工種・工程を対象とした第三期コンテンツを2025年10月にリリース予定で、次回のリリースで建築マイクロラーニングのベースコンテンツが一通り揃う計画です。また、既存コンテンツのブラッシュアップも随時進め、現場のニーズに即した教育プラットフォームとして拡充を図っていくとのことです。
詳しくは「株式会社ウイルテック」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松
