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日本IBM、CMO調査で明らかに AI時代の成長戦略と課題


日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は、最新のCMOスタディ2025「CMOが導く、AI時代の5つの成長策」の日本版を公開しました。本調査は、世界24業種・33地域の1,800名の最高マーケティング責任者(CMO)と最高営業責任者(CSO)を対象に実施され、AI活用における現状と課題を明らかにしています。

AI戦略の重要性は認識も、成果につなげる準備不足

調査によると、世界のCMOの81%が「AIはオペレーションを抜本的に再構成するゲームチェンジャー」と回答した一方で、84%(日本では88%)が「システムの硬直や分断が障壁となり、十分に活用できていない」と認識しています。さらに、CMOの54%は「AI戦略を成果に結びつける難しさを過小評価していた」と認め、意思決定や業務効率化のためにAIエージェントを導入する準備ができていると答えたのは2割にとどまりました。

加えて、AIによる意思決定の自動化に関し、明確なガイドラインや安全対策を設けている企業はわずか22%。従業員がAI時代の文化変革に十分に対応できていると考えるCMOも3割程度にとどまっています。

一方で、CMOの64%が「利益率向上」、58%が「収益成長」を牽引する責任を担うと回答。部門間の連携やデータ戦略の見直しを進めることで、収益を最大20%高められる可能性があるとしています。

IBMは、「次の10年で優位に立つ企業は、AIを組織の中核に据え、深く統合していく企業だ」と強調。多くのCMOにとって、AI時代に対応するためのオペレーション変革と文化醸成が喫緊の課題となっています。


詳しくは日本アイ・ビー・エム株式会社まで。
レポート/DXマガジン編集部

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