
HOUSEI株式会社は、日本市場向けに最適化した4方向パレットシャトル「OmniXuttle(オムニシャトル)」の提供を開始しました。物流倉庫の効率を最大2.5倍に高める「スマート倉庫システム」の中核機能として、EC拡大や人手不足に直面する物流現場の自動化を後押しします。
倉庫効率を最大2.5倍に引き上げる新ソリューション
HOUSEIが展開する「スマート倉庫システム」は、物流現場のDXを支援する次世代ソリューションです。今回新たに投入された「OmniXuttle」は、縦横自在に移動できる4方向パレットシャトルで、高密度保管と効率的な入出庫を実現。従来のスタッカークレーン方式に比べ、容積効率を1.5~2.5倍に高められるといいます。
最大4トンまでの積載に対応し、日本のJIS規格サイズを含む幅広いパレットサイズに対応可能。さらに±2mmの停止精度と多種センサーによる高い安全性を備え、冷凍倉庫から常温・多湿環境まで対応する耐環境性も特長です。
「スマート倉庫システム」全体では、3Dリアルタイム監視プラットフォームによる稼働可視化やERP/MESとの連携も可能。柔軟な拡張性を持ち、現場ニーズに応じた高度な管理が実現できます。
HOUSEIは、中国の大手自動倉庫ソリューション企業GLOBL PTRと連携し、コストパフォーマンスに優れたシステムを展開。今後は日本市場に合わせた製品開発や導入支援に加え、コンサルティングやプロジェクトマネジメントも含めたトータルソリューションを提供する方針です。
同社は9月10日から東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2025 INNOVATION EXPO」に出展予定。9月12日には「デジタルツイン×4方向シャトル」をテーマとしたセミナーも開催します。物流DXの最新動向を体感できる機会となりそうです。
詳しくはHOUSEI公式サイトまで。
レポート/DXマガジン編集部
