
美容業界で生成AIの導入が進む中、株式会社Eye Universeは株式会社六花の代表取締役であり、日本一高単価のアイリストとして知られる二瓶佳乃(通称・いちご)氏の知識を学習した「いちごAI」を開発しました。8月29日から期間限定で、同社のAIプロダクト「i Producer」導入サロン向けに提供を開始しています。
美容学生・若手アイリストに“学びの民主化”
「いちごAI」は、美容学生や若手アイリストに向け、実務現場に即した知識や進路選択のヒントを提供するAIです。利用者は、いちご氏の生い立ちや起業ストーリーをはじめ、脱毛技術「MinMin Wax」の基礎知識、全国のおすすめサロン情報、雇用形態やサロン選びのポイントなど、業界のリアルな視点を対話形式で学ぶことができます。
現場経験をAIに学習させることで、知識の属人化を防ぎ、スタッフ教育の効率化にもつながります。サロン単位でのキャリアモデル再現が可能となり、人材育成力の底上げに寄与するとしています。
Eye Universeでは、8月から提供を開始した人気サロン「fifth」のCEOを学習した「木村AI」が好評を博しており、今回の「いちごAI」は第二弾の取り組みです。同社は今後も、美容業界の知識や成功体験をAI化し、学びの機会を広げる取り組みを進める方針です。
美容業界では「AIによって何を学べるか」が注目されており、キャリア選択や教育の新たな手段として期待が高まりそうです。
詳しくはEye Universe公式サイトまで。
レポート/DXマガジン編集部
