starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

猫がいる部屋で絶対NGな『防寒対策』4つ 起こりうるトラブルから正しい方法まで解説


1.ストーブやヒーターの吹き出し口にくっついている

ファンヒーターの吹き出し口にくっついている猫

猫は寒がりなので、ついストーブやヒーターに近づきすぎてしまうことがあります。その結果、毎年冬になると、SNSではヒゲや被毛を焦がした猫の投稿がたくさん見られます。もし、安全柵の設置など対策をしていないのであれば、NGな防寒対策と言わざるをえません。

猫は熱さに鈍感で「あったかいな」と思っているうちに、低温火傷を負ってしまう可能性があります。特に、子猫や好奇心旺盛な猫は吹き出し口に近づいてしまうことがあり注意が必要です。

ストーブやヒーターを安全に使うためには、安全柵を設置し、吹き出し口に近づけないように対策をしましょう。また、ストーブは吹き出し口だけでなく上面も熱くなるため、登れないように対策をする必要があります。

2.換気をせずに暖房を使う

窓から外を眺めている猫

ガスや石油を使う暖房器具は、換気を怠ると酸素不足や一酸化炭素中毒の危険があります。猫は人間より呼吸が速く、小さな部屋では短時間でも影響を受けやすいため、十分な換気が欠かせません。

猫が一酸化炭素中毒を起こすと以下のような症状が見られます。

  • 急にぐったりする
  • 意識がはっきりしない
  • 呼吸困難、呼吸が速い
  • 歯茎や舌が赤くなる
  • ふらつきや方向感覚を失う
  • 嘔吐

これらの症状が見られたら、早急に動物病院を受診しましょう。

暖房使用中は、定期的に窓を開けて室内の空気を入れ替えるようにしましょう。1回5〜10分ほどの換気を1時間に1〜2回行います。

3.コタツをつけっ放しにする

こたつの中で寝転んでいる猫

猫はコタツが大好きですが、布団を掛けたまま長時間使用すると、体調を崩す可能性があります。例えば、長時間コタツに入っていると以下のようなリスクがあります。

  • 低温やけど
  • 脱水症
  • 熱中症
  • 一酸化炭素中毒

現在は電気コタツが主流なので、一酸化炭素中毒のリスクは低いとも思われますが、昔ながらの豆炭や練炭を使用したコタツの場合は注意が必要です。また、長時間コタツにこもっていると、低温やけどや脱水症、熱中症のリスクもあります。

コタツの中に入っていると、飼い主さんが気づかないうちに重症化している場合もあり、大変危険です。特に、脱水症や熱中症、一酸化炭素中毒は命にかかわるため注意が必要です。

コタツを使うときは、定期的に換気し、温度が上がりすぎないように工夫しましょう。電気コタツを使う、布団の一部を開ける、設定温度を常に「弱」にするだけでもリスクを大幅に減らすことができます。

4.ホットカーペットを高温で使用する

カーペットの上でゴロゴロしている猫

ホットカーペットを高温で使用すると、低温やけどのリスクがあります。特に、シニア猫や子猫は注意が必要です。

使用する際は、猫の体温を超えないよう温度を低めに設定します。さらに、熱が直接体に伝わらないよう、ホットカーペットの上にタオルや毛布を敷くと安心です。寝たきりのシニア猫や自分では思うように動けない子猫は、体の同じ面が触れ続けないように定期的に体の向きを変えるようにします。

また、ホットカーペットは脱水症の原因にもなるため、いつでも飲める新鮮な水を用意しましょう。冷たい水を嫌がる猫も多いので、人肌程度のぬるま湯がおすすめです。

まとめ

暖房の前で眠る猫

猫の防寒対策は、ただ暖かくすればよいわけではありません。正しい使い方と管理が必要です。ストーブやヒーターの吹き出し口にくっつく、換気をせずに使用する、コタツやホットカーペットをつけっぱなしにするといった行為はすべて猫の健康リスクになります。

飼い主さんは、器具の配置、温度管理、換気、使用時間の管理などを意識して、安全で快適な環境を整えましょう。


■関連記事
母猫に置いてきぼりにされた『生後2日の赤ちゃん猫』を保護→1か月お世話した結果…感動の変化が58万再生「救ってくれてありがとう」
前足の模様が左右で違う猫→飼い主さんが語った"理由"が…思わずほっこりする投稿が94万表示「おしゃれ上級者さん」「かわいすぎ」
留守中に彼氏さんと『腕まくらで添い寝する猫』→まるでカップルのような仲良しぶりに…「うらやましい限り」「決定的瞬間を見たw」
クッションをちゅぱちゅぱと『かじっていた子猫』が次の瞬間…"赤ちゃんすぎる光景"がたまらないと23万再生「天使」「疲れが吹っ飛ぶ」
猫は一緒に寝る人を選んでいる?人のそばで寝る理由、一緒に寝る方法と注意点
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.