メイドイン岐阜のハイセンス土産を買うなら。注目ショップに潜入取材！

はじめに

岐阜駅直結のアクティブG2階にある「THE GIFTS SHOP」は、県産品の商品でライフスタイルをトータルでコーディネイトできるセレクトショップです。岐阜には７大産業（繊維、陶磁器、木工・家具、金属・刃物、紙、食品、プラスティック）があり、そんな場所で古くから伝わる商品の数々は不思議と現代に通じるスタイリッシュさがあります。自分用や、大切な人への手土産に買いたくなるものが見つかること間違いなしです！

文・写真／各務ゆか

「THE GIFTS SHOP」とは？

「THE GIFTS SHOP」はインテリアショップ「REAL Style」を展開するリアル・スタイル株式会社が運営。岐阜県産の品々から選りすぐりを紹介するショップです。場所は、JR岐阜駅直結の商業施設、アクティブGの2階にあり、岐阜旅の工程の途中に寄りやすいというのも嬉しいポイント。岐阜産農産物の加工品や、美濃和紙製品や陶磁器、また飛騨高山の木工品などのインテリア用品まで……どの品もセンスが光るものばかりで、岐阜県の魅力を再発見できる場所でもあります。

お土産、プレゼントにも最適な岐阜の食品

入口付近には、岐阜の食品や酒類が並んでいます。その数は約100種類。明宝ハムや明宝トマトケチャップはいまや全国的に有名になった一品ですが、その他にも大手流通ルートにのらない地元の銘品がたくさん。特に女性客から注目を集めているものは、美濃加茂市・ヤマキ農園が作る和梨や富有柿などのドライフルーツや岐阜市・山川醸造のムースになるもこもこ泡醤油などです。また、鮎料理懐石が有名な大垣の料亭・十六兆の子持ち鮎しぐれ、鮎スモークフィレのオイル煮も、岐阜県の県漁鮎の新しい食べ方を提案してくれる商品で、ぜひ試してもらいたい逸品！　

他ではなかなか手に入らない食品類が一同に会しているので、見て回るだけでも楽しくなってしまうこと間違いなしです。

岐阜県内およそ50蔵のお酒も見もの！

岐阜県内にはおよそ50の酒蔵があり、それらの地酒などを揃えたコーナーも見ごたえ抜群！ANA国際線ファーストクラスでも採用された飛騨古川・渡辺酒造の純米吟醸「蓬莱　家伝手造り」、「ひだほまれ米」を使った下呂・天領酒造の「天領」など、全国的にも有名な地酒も並びます。飛騨高山の地酒銘柄十二撰飲み比べセットなど、小さめのサイズで販売されていて、お土産やプレゼントにも最適です。

美濃和紙を使ったステーショナリーや美濃焼の食器類も充実

岐阜は、1300年の歴史がある美濃和紙が有名ですが、それらを使って現代の暮らしに合うようアレンジされたステーショナリー類、ファッション雑貨、生活雑貨が置かれています。伝統的な製法で作られた和紙の風合いが現代のデザインとマッチして生まれるわらかい風合いは素敵！

ショーウィンドウにも貼られている美濃和紙「WASHI dECO（ワシ デコ）」

中でも人気なのは、美濃和紙を雪の結晶の形などにした「WASHI dECO（ワシ デコ）」。家のガラス窓などに霧吹きを使って貼り付けるだけで、ぴたっとくっつく優れものです。白い和紙が家の中のランプシェードや太陽の光を浴びて輝く様子がまるで雪のように見え、温かい雰囲気を作ってくれます。ガラスに貼るだけでなく、モビールのように天井から吊るす、コースターにする……など、使い方は多様です。

家具をはじめ、食器や地酒などの陳列でライフスタイル提案も

県産品ショップとしては珍しくインテリアの取り揃えも豊富です。飛騨高山を中心にテーブルや椅子、テレビボードなどが並びます。ただ家具を並べるだけでなく、同じく県産品のお酒や陶磁器、ステーショナリーなどをディスプレイすることで、生活の中で使うイメージが膨らみます。長年インテリアショップとして実績を積む「REAL Style」がセレクトし、こだわりを持って作り出すショップ空間は、センスの良さが光ります。

定期的に県産品の良さを伝えるワークショップや季節商品のフェアなども開催されているので、ぜひ岐阜を訪れた際は足を運んで、その魅力に触れてみてはいかがでしょうか。


◆THE GIFTS SHOP（ザ　ギフツショップ）
住所：岐阜県岐阜市橋本町1-10-1 アクティブG 2階
電話：[phone]
営業時間：10:00～19:30（土日祝～19:00）
定休日：奇数月の第3火曜日（1月は変則）