岐阜のマチュピチュ発見！“霧ヶ城”の異名をもつ「岩村城跡」観光

はじめに

岩村城跡は、岐阜県恵那市岩村町にある山城跡。
奈良県の高取城、岡山県の松山城と並んで、日本三大山城の1つに数えられています。
今回は、岩村城跡を観光する上でおすすめの観光ポイントなどをご紹介します。

Misa Kanieさん(@misakanie)が投稿した写真 - 2016 8月 15 7:03午前 PDT

岐阜県の秘境「岩村城跡」の見どころとは？

岩村城跡は、秘境100選の他にも、日本百名城にも選定されています。
その特徴が、本丸周辺の石垣で、東洋のマチュピチュとも称されています。

また、本丸虎口の石垣部分は、「六段壁」との異名を持ち、岩村城跡で一番の見どころです。

岩村城跡の付近は霧が多く発生し、その気象条件までもが城造りに活かされているため、別名「霧ヶ城」と呼ばれており、岐阜県指定の史跡となっています。

Sugizaki Hirokoさん(@suzie_pi)が投稿した写真 - 2015 6月 21 7:20午前 PDT

岐阜県の秘境「岩村城跡」の歴史

岩村城跡の歴史は古く、1185年まで遡ります。

元は源頼朝の重臣であった加藤影廉(かとうかげかど)が地頭として任ぜられた地。
ここに創築されたことが始まりだとされています。

その後、鎌倉時代、室町時代、江戸時代と、城主は時代とともに変わりながらも、岩村城は存続し続けました。それは明治時代の廃城令の発令までに及びます。

約700年間もの歴史は、日本に存在するお城の中でも類稀なる長さを持つんです。

ラムおじさんさん(@ramuozi)が投稿した写真 - 2015 11月 25 9:39午後 PST

岐阜県の秘境「岩村城跡」周辺のおすすめグルメ

岩村城跡に訪れた際にチェックしたいグルメが“かんから屋”の「かんから餅」です。

「かんから餅」とは、かんから屋だけでしか食べられないお餅で、地元岩村町で採れたもち米を100％使用しています。

味は、あんこ、黄な粉、ゴマの3種類。
地元の方は、このかんらから餅をお盆などの際にご先祖様にお供えするほどの、メジャーな郷土料理なんです。

他にも親子うどんや、玉子うどんなど、昔ながらの優しい味の料理を食べることができますので、ぜひお立ち寄りください♪

◆かんから屋
住所：岐阜県恵那市岩村町806-1
電話番号：0573-43-2086
営業時間：月～金9:00～19:00/土日祝9:00～19:00
定休日：水曜日

かんから屋

@ootani_gyobuが投稿した写真 - 2016 8月 13 7:53午後 PDT

岐阜県の秘境「岩村城跡」へのアクセス方法

▶︎公共交通機関を利用する場合
JR中央本線恵那駅で明智鉄道に乗り替え、岩村駅にて下車します。そこから徒歩約10分ほどです。

▶︎車を利用する場合
中央自動車道恵那ICから、国道257号線を利用して、約20分ほどで到着します。
岩村山城の麓にある復元された太鼓櫓のある歴史資料館前に無料駐車場があり、そこから徒歩で向かいます。
また、山頂近くまで車で行くことができ、本丸下の出丸にも無料駐車場があります。

◆岩村城跡
住所：岐阜県恵那市岩村町城山
電話番号：0573-43-3231(岩村町観光協会)

◆岩村城跡歴史資料館
住所：岐阜県恵那市岩村町98
電話番号：0573-43-3075
営業時間：4月～11月9:00～17:00/12月～3月9:30～16:00
定休日：月曜・12/29～1/1

岩村城跡

おわりに

岩村城跡の城下町は、重要伝統的建造物群が保存されている地区。
岩村山城と併せて、城下町の雰囲気も楽しんでみてはいかがでしょうか？
明智光秀由来のスポットも多いので、歴史探訪も兼ねてた旅行もおすすめですよ。