上野のディープスポット！大正時代をのぞける「下町風俗資料館」とは

はじめに

みなさんは、上野公園不忍池近くにある「下町風俗資料館」をご存じでしょうか？
古き良き大正時代の街並などを再現し、日本の伝統風景を後世に伝える目的で建てられた施設です。
とてもディープで楽しい世界が広がっていますよ。

Chieko T.さん(@chieko.mama)が投稿した写真 - 2016 2月 18 7:08午後 PST

大正レトロな穴場スポット！上野「下町風俗資料館」①下町の文化を伝える

上野の不忍池のすぐ近くに建つ、「下町風俗資料館」。
この資料館は、1980年に建築されました。

もともと上野という場所は、下町文化が根強いスポットなんです。
そんな上野エリアは、関東大震災や戦争の影響を受け、一度はほとんどの建物が消失したそう。

しかしその後は東京オリンピックが開催されたことで、高度成長期のあおりを受け、町は近代的に発展していきました。

そうした経緯がありながらも、“大正時代の風俗を後世にも伝えていきたい”という想いから、こちらの資料館が誕生したのです。

大正レトロな穴場スポット！上野「下町風俗資料館」②大正時代の街並が広がる

上野の「下町風俗資料館」は二階建て。

1階には、大正時代の長屋の街並を再現した風景が広がります。
駄菓子屋や、井戸端会議が行われていたであろう井戸、洗濯場など。

大正時代の光景を実際に目にしたことはないのに、なぜか懐かしさや趣を感じてしまう、ほっこりとした雰囲気が漂います。

ゆっくりと当時の暮らしに思いを馳せてみてはいかがでしょうか？

nonono1987さん(@nonono0507)が投稿した写真 - 2016 3月 28 2:24午前 PDT

大正レトロな穴場スポット！上野「下町風俗資料館」③2階には資料が

1階で大正時代の長屋の風景を満喫したら、今度は2階に上がってみましょう。
こちらには貴重な資料が展示されていますよ。

大正時代に流行っていたおもちゃを見ることができるのですが、レトロな雰囲気に大人の方が夢中になってしまうかも♡

中には、「どうやって遊ぶんだろう？」と気なるアイテムもあるかもしれませんね♪
なんと、おもちゃは自由に手に取って遊ぶことができるんです！
おじいちゃんおばあちゃんとも一緒に訪れてみたいですね。

◆下町風俗資料館
住所：東京都台東区上野公園2-1
電話番号：03-3823-7451
開館時間：9:30～16:30(入館は16:00時まで)
休館日：月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入館料：一般300円・小中高校生100円

大正レトロな穴場スポット！上野「下町風俗資料館」④昔の酒屋さんが近隣に♪

上野の「下町風俗資料館」には、付設展示場があります。

「旧吉田屋酒店」は、江戸時代から代々続いた酒屋。
建物は明治43年に建てられたものを移転して、現在は自由に見学できる施設となっています。

商人の文化や暮らしぶりがわかる、貴重な展示物もとても興味深いですよ。

◆旧吉田屋酒店
住所：東京都台東区上野桜木2丁目10番6号
電話番号：03-3823-4408
開館時間：9:30～16:30
休館日：月曜日(祝日と重なる場合は翌日)
　　　　年末年始(12月29日～1月1日)
入館料：無料

下町風俗資料館　公式HP

おわりに

上野にある「下町風俗資料館」をご紹介しました。
小さいながら、見応えがあるうえ、入館料300円なんて、かなりお得ですよね。
ぜひ、上野に行かれる際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？