
明日28日(金)の関東は、日中はおおむね晴れるでしょう。ただ、黄砂が飛来する恐れがあるため、洗濯物は部屋干しの方が良さそうです。29日(土)以降も晴れの天気が続きますが、朝晩を中心に寒さが続くでしょう。特に12月4日(木)は昼間も東京都心で12℃くらいと、厚手のコートが必要になりそうです。体調を崩さないよう、暖かくしてお過ごしください。
●明日28日(金)は晴れても黄砂が飛来か
明日28日(金)は雨や雷雨は朝までで、日中は天気が回復して晴れるでしょう。ただ、関東地方には季節外れの黄砂が飛来する見込みです。
黄砂が飛来すると、洗濯物や自動車などに黄砂が付着し、汚れることがあります。明日28日(金)は晴れていても、洗濯物は部屋干しの方が良いでしょう。また、車に黄砂が付着してしまった際は、高圧洗浄などの水洗いがオススメです。
また、最高気温は広く19℃前後ですが、北よりの風が強めに吹くため、気温以上にヒンヤリと感じられるでしょう。昼間も暖かくしてお過ごしください。
●黄砂が体に与える影響
環境省によりますと、黄砂の飛来によって、以下のような呼吸器や循環器に係る疾患の症状の悪化が指摘されています。
① 黄砂の飛来は、目や鼻、皮膚などのアレルギー症状との関連があり、目のかゆみ、結膜炎、鼻水やくしゃみなどを引き起こすことがあると報告されています。黄砂の濃度が高い日ほど、それらの症状が発症する方が多くなる傾向にあります。
② 黄砂の飛来と、呼吸器疾患についての関連が報告されています。黄砂が飛来すると気道や目、皮膚症状の悪化が見られる場合があります。喘息など呼吸器疾患のある人はいっそう注意が必要です。呼吸器疾患のない人でも黄砂の濃度が高いほど咳が出ることが報告されています。
③ 黄砂の飛来と循環器疾患について関連がみられています。 黄砂の飛来と救急搬送数増加、脳梗塞での入院や心筋梗塞での入院、発症の増加との関連が報告されています。高齢者や糖尿病、慢性腎臓病等の既往歴がある方は、循環器疾患への影響リスクが高いため注意が必要です。
●12月4日(木)は日中も寒い
明後日29日(土)以降は晴れる日が続く見込みです。明日28日(金)以降、再び雨の降らない日が続き、空気が乾燥します。火の取り扱いに注意し、肌の保湿や喉のケアもしっかりと行うようにしましょう。
最高気温は12月3日(水)まで平年並みか平年を上回る所が多い見込みです。4日(木)は気温がグッと下がって東京都心で12℃でしょう。12月中旬並みの寒さになる所もありそうです。
最低気温も4日(木)は東京都心で6℃と朝も寒いでしょう。宇都宮では0℃になる予想です。冬物のコートやマフラー、手袋などでしっかりと寒さ対策をなさってください。
