
22日(土)から24日(月)にかけての三連休は広く晴れて小春日和が続きます。しかし、24日(月)から25日(火)にかけては雨が降るでしょう。雨が降ったあとは寒気が流れ込んで寒くなりそうです。その後は日ごとの寒暖差が大きくなるでしょう。秋から冬へ季節の変わり目となるこの時期、体調を崩さないよう注意が必要です。
●低気圧通過前は暖かく、低気圧通過後は寒くなる
週間天気図を見ますと、24日(月)には低気圧や前線を含む気圧の谷が日本列島を通過する見込みです。低気圧や前線の動きは速く、すぐに東へ抜けるでしょう。
25日(火)は西高東低の気圧配置になって寒気が流れ込む見込みです。関東地方は南部を中心に雨が降ったあと、冷たい北風が吹きつけるでしょう。気温の上がり方が鈍く、東京都心は14℃までしか上がらない予想です。
日本海側では冷たい雨や雪が降りますので、東北の日本海側や北陸にお出かけの際は、気象情報と併せて交通情報を確認する必要があります。
その後も、低気圧や前線を含む気圧の谷は周期的に変化するため日ごとの寒暖差が大きくなるでしょう。
●内陸を中心に晴れの天気がしばらく続く 空気の乾燥が進みそう
向こう一週間の気温の変化は大きいものの、天気の変化はあまり大きくない見込みです。低気圧が通過する24日(月)から25日(火)は関東南部を中心に雨が降りますが、長い時間降ることはないでしょう。
その後は、27日(木)から28日(金)にかけても低気圧が通過しますがすぐに東へ遠ざかり、空気や大地を潤す雨は長く降らない見込みです。空気が乾きますので、火の取り扱いに注意するとともに、お肌やのどのケアを心がけて下さい。
●寒暖差疲労の対策
寒暖差疲労を防ぐための対策は以下の通りです。
①規則正しい生活を送る
まずは、規則正しい生活を心がけましょう。規則正しい生活を送ることで、ストレスをため過ぎずに自律神経を整えることができます。
②腸の調子を整える
脳と腸はさまざまな情報交換を行っています。腸の調子が整うと、お腹の調子はもちろん、自律神経が整い、心身のバランスも整います。ヨーグルトや味噌、納豆などの発酵食品などを積極的に摂取するようにしましょう。
③体温調節のできる服装を選ぶ
寒暖差の大きい時期は、脱ぎ着しやすい服装を選ぶようにしましょう。天気予報をこまめに確認して、気温に合った服装にすることで、体への負担を軽減させることができます。
④しっかり入浴する
お風呂入って全身を温めることで、一日の冷えがリセットされます。入浴の際には首まで浸かることも意識しましょう。首には重要な神経が多く集まっているため、首を温めることで自律神経を整えることができます。
⑤適度な運動やストレッチをする
適度な運動をして筋力をつけることで、代謝が上がり、体温を上げやすくなります。
首のストレッチもおすすめです。現代の私たちの日常生活では下を向いている時間が長く、首に大きな負担がかかりやすいです。日頃から首のストレッチなど、ケアを心がけましょう。
※監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生(https://setagayanaika.com/)
