
今シーズンに入って一番の強い寒気が、19日(水)頃まで居座る見通しです。19日にかけて北海道や東北、北陸を中心に雪や雨が降りやすいでしょう。特に東北や北陸の山沿いでは雪が強まり、積雪が急に増えるところもありそうです。今シーズン初めての積雪が大雪となる恐れもあります。
●明日18日が寒気のピーク その後もたびたび寒気流入
上空の寒気のピークは、明日18日となりそうです。日本付近はすっぽり寒気に覆われます。特に東北付近の上空1500メートルではマイナス6℃以下の強い寒気が流れ込み、北海道には一段と強いマイナス12℃以下の寒気が流れ込むでしょう。19日(水)にかけても、この時期としては強い寒気が居座るため、北日本や北陸で雪の量が多くなるところもありそうです。
その後20日(水)にはいったん寒気は抜けていきますが、21日(金)から22日(土)にかけては、再び北日本の上空に寒気が流れ込む見込みです。北日本では再び雪や雨の降るところがありそうです。
●北日本や北陸では雪や雨の降る日多く 関東から西は「紅葉狩り日和」
北海道や東北、北陸の山沿いでは19日(水)の昼頃にかけて、雪が降ったりやんだりでしょう。北海道では市街地でも雪の積もるところがありそう。また東北や北陸の山沿いでは雪が強まり、積雪が急に増える恐れもあります。車の運転や足元などお気を付けください。その後20日(木)夜の雨を境に再び寒気が流れ込みます。21日(金)から22日(土)にかけて、雪や雨が降りやすい見込みです。
関東から九州にかけては、向こう一週間晴れる日が多くなりそうです。今週末の3連休も晴れるところが多く、「紅葉狩り日和」というところが多くなりそうです。ただ気温の変動には注意が必要です。19日(水)までは日中12月並みの寒さのところが多くなりますが、一転して24日(月)は20度近くまで上がるところが多く、過ごしやすい陽気でしょう。服装選びにお気を付けください。
沖縄では19日(水)まで天気がぐずつきますが、20日(木)は天気は持ち直し、日中晴れ間が広がるでしょう。
