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関東から九州は晴れる日が多く寒暖差大きい一週間に 台風は週後半に沖縄に接近


向こう一週間、関東から九州にかけては晴れる日が多くなりそうです。一方、北海道や東北の日本海側では、たびたび雨や雪が降るでしょう。また沖縄では台風26号などの影響で、雨が長引きそうです。

●関東から九州は晴れて寒暖差大きい 北日本はたびたび雨や雪に

この先も、関東から九州にかけては晴れる日が多い見込みです。ただ晴れる日を中心に、一日の寒暖差に注意が必要です。日中の気温は20℃近くまで上がるところも多いでしょう。一方、朝の気温は1桁という日も多く、晩秋らしく空気が冷たく感じられそうです。服装でうまく調節をしてください。

北海道や東北の日本海側では、天気の移り変わりが早くなっています。明日11日は東北の日本海側で雨が降りやすく、北海道でも山沿いを中心に雪が降りそうです。12日(水)はいったん天気が持ち直しますが、晴れは長続きしません。13日(木)は各地で一時雨が降り、雷を伴う恐れもあります。またその後、17日(月)も雨や雪の降るところが多くなりそうです。

沖縄では、ぐずついた天気が続くでしょう。向こう一週間、雨が降ったりやんだり。特に14日(金)にかけては雨の強まるところもあり、局地的に大雨となる恐れがあります。

●たびたび「西高東低」 冬型の気圧配置に

この先、北日本を中心にたびたび寒気が流れ込みます。

13日(木)に前線が北日本付近を通過したあと、14日(金)にかけ「西高東低」の冬型の気圧配置に変わる見込みです。北日本の上空に寒気が流れ込み、雨や雪が降りやすいでしょう。

その後、15日(土)には移動性の高気圧に覆われ、全国的に晴れるところが多くなりそうです。

ただ16日(日)に北日本付近を前線や低気圧が通過したあと、17日(月)には再び冬型の気圧配置に変わる見込みです。北日本の上空には強い寒気が流れ込み、雨や雪の降るところが多いでしょう。また晴れる西日本や東日本の上空にも寒気が流れ込み、空気はヒンヤリと感じられそうです。

そして今週後半にかけて台風26号が沖縄付近に接近する見込みです。

●台風26号 週後半に沖縄に接近

大型の台風26号は、今日10日午後3時現在、南シナ海付近を西北西に進んでいます。12日(水)にかけて北寄りに進んだあと、進路を東に変える見込みです。13日(木)~14日(金)にかけ先島諸島(石垣島、西表島等)や沖縄本島に近づき、次第に勢力を弱め熱帯低気圧へと性質を変える見通しですが、油断はできません。

沖縄付近には前線が停滞し、その前線に向かって台風由来の湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になる恐れがあります。特に先島諸島では14日(金)にかけて警報級の大雨となる恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分な注意が必要です。

また明日11日にかけては、強風やうねりを伴った高波にも十分ご注意ください。

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