
明日26日(日)は急激な気圧低下による、頭痛やめまいなどの体調不良にご注意ください。東京や大阪も含めた北海道から四国にかけての広い範囲で気圧変化による影響度が大きくなりそうです。
●明日26日(日)は広い範囲で気圧変化による影響度「大」
明日26日(日)は前線を伴った低気圧が二つ、北日本と本州の南をそれぞれ発達しながら東へ進みます。このため、全国的に気圧が大きく低下するでしょう。
東京や大阪など、広い範囲で気圧変化による影響度が「大」となっています。気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。また、発達した低気圧が近づくことで、イライラしたり落ち込んだりする人はご注意ください。
●症状がでる前にできることは
気圧の変化によって辛い症状が出る前に、以下のような対策をとるとよいでしょう。
①早寝、早起きを心がけて、睡眠時間をしっかり取るとよさそうです。食事はしっかりと、栄養のある物を取るようにしましょう。
②ハードスケジュールにならないよう気をつけましょう。体調不良を避けられないときは、用事をずらしたりするのも効果的です。(予定変更は困難かもしれませんが)
③アルコールは控えめに。水分・塩分を十分にとるようにしましょう。(ただし、塩分は取りすぎるとむくみやすくなります)
④気圧予報をチェックする癖をつけましょう。
●症状が出てしまって辛い時は
気圧の変化により症状が出た場合は、以下のような対策がおすすめです。
① 耳のマッサージや耳回しを行いましょう。こまめにした方が良いです。
② 首・肩・背中のストレッチ(できれば全身)を行うと効果的です。軽い運動もおすすめです。
③ 耳・首・肩をあたためると良いです。
④ 気圧差と寒暖差対策で有効なのが、38~40℃程度の低めのお湯に10~15分ほど首までつかることです。
医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生
