
今日20日はスッキリ晴れる所は少なく、所々で雨。北海道では平地でも雪の降る所がありそう。沖縄は警報級の大雨のおそれ。ヒンヤリした北よりの風が吹くため、服装でうまく調節を。
●前線周辺で雨雲発達 北から寒気
今日20日は本州の南に前線が停滞するでしょう。朝にかけては太平洋側の地域を中心に雨雲がかかりそうです。また、沖縄は台風24号の周辺から流れ込む暖かく湿った空気の影響もあり、雨雲の発達しやすい状態が続くでしょう。警報級の大雨となるおそれがあります。
一方、北海道の上空1500メートル付近にはマイナス6℃以下と、この時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。平地でも雪が降る目安となる寒気で、シーズン初めの雪に注意が必要です。
●沖縄は警報級の大雨のおそれ 北海道は雪の所も
今日20日は、沖縄では先島諸島を中心に雨脚が強まり、局地的には激しい雨が降るでしょう。明日21日午前6時までの24時間に、沖縄本島地方と宮古島地方、八重山地方では多い所で100ミリの雨量が予想されています。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に十分ご注意ください。
九州から東北も雨の降る所があるでしょう。朝のうちは太平洋側を中心に広い範囲で雨雲がかかりそうです。日中は晴れ間の出る所もありますが、山陰から東北の日本海側は断続的に雨が降るでしょう。東北北部の標高の高い所では、気温が下がる朝晩を中心に雪になる所がありそうです。
北海道は、日本海側とオホーツク海側では曇りや雨。平地でも雪のまじる所があるでしょう。標高の高い所では雪が降り、峠道などでは積雪や凍結により路面状態が悪くなりそうです。車は冬用タイヤを装備し、急ブレーキや急ハンドルは避けて、安全運転を心がけてください。太平洋側は、おおむね晴れるでしょう。
●北風で気温よりもヒンヤリ
最高気温は、昨日19日より低い所が多いでしょう。北よりの風が強まるため、朝の体感に合わせて、重ね着などでうまく調節してください。
沖縄は雨が降る所でも30℃くらいまで上がり、不快な蒸し暑さです。九州と四国、中国地方は広く平年並みですが、25℃以上の夏日の所があるでしょう。近畿と東海、北陸は23℃前後の所が多く、昼間は上着なしで過ごせそうです。
関東と東北南部は20℃前後、東北北部は15℃に届かない所が多いでしょう。平年並みか低く、日中の気温の上がり方は鈍いです。北海道は10℃前後の所が多く、札幌は11月中旬並みでしょう。厚手の上着やコートが必要な気温になりそうです。
