
今日14日は、日差しが届く地域では厳しい残暑。九州から関東は、最高気温が35℃以上の猛暑日になる所がありそう。熱中症警戒アラートは大分県や千葉県など12県で発表。3連休最終日も熱中症対策を万全に。
●九州から関東 所々で猛暑日
今日14日は本州付近にのびる前線や湿った空気の影響で、九州北部から北陸は昼頃にかけて大雨になる所があるでしょう。ただ、暖かい空気が流れ込むため、最高気温は福岡で33℃と、雨でも気温が上がります。
晴れる所ではさらに気温が高くなり、大阪や名古屋、東京都心で34℃予想。宮崎や静岡で35℃など、九州南部から関東では最高気温が35℃以上の猛暑日になる所があるでしょう。11日から13日までは猛暑日地点がゼロだったので、今日14日に全国のアメダスで最高気温が35℃以上の地点があると、4日ぶりの猛暑日となります。
前線の北側の涼しい空気に入れかわる北海道は、最高気温が25℃に届かない所もあり、札幌は24℃と平年並み。東北と北海道は北よりの風が吹いて、夜は朝よりも気温が低くなるでしょう。
●蒸し暑い 熱中症リスク高まる
今日14日は、熱中症警戒アラートが鹿児島県(奄美地方除く)、宮崎県、熊本県、長崎県、大分県、高知県、愛媛県、香川県、徳島県、和歌山県、静岡県、千葉県の12県に発表されています。熱中症アラートが発表されていない福岡県や大阪府、東京都などでも、熱中症リスクが高くなっています。
湿度が下がっても60%前後という所が多く、ムシムシとした暑さが続くでしょう。少し暑さが落ち着いたあとの猛暑で、体にこたえそうです。暑い時間帯の外出を避け、エアコンで室内を涼しくする。喉が渇く前に水分をとり、たくさん汗をかいたら適度に塩分を補給するなど、熱中症対策を心がけましょう。
●3連休最終日も厳しい残暑
3連休最終日の明日15日は広い範囲で晴れますが、九州から関東を中心に厳しい残暑が続くでしょう。最低気温は25℃から28℃くらいの所が多く、朝晩も気温が高いままです。夜間の熱中症にもご注意ください。
北陸や東北の日本海側、北海道は、明日15日の方が気温が高い予想です。札幌では、朝晩と日中との気温差が10℃以上となるため、服装でうまく調節してください。
