
フジテレビ系列「ジャンクSPORTS」が13日に放送された。この日のテーマは前回に続いて「名!迷?コンビ」。元日本ハムでタレントの杉谷拳士氏(34)が、日本ハム時代の同僚でオリックス、阪神でも活躍した糸井嘉男氏(44)について「糸井先輩は何も覚えられない」と秘密を暴露した。
「何も覚えていないんです本当に」と杉谷氏。ついさっき打った球種さえ覚えていないという。2人がチームメートだった当時は3番に糸井氏、4番に今季限りで現役引退した中田翔氏(36)、5番に現日本ハム2軍監督の稲葉篤紀氏(53)のクリーンアップを形成。糸井氏がカーブを打って本塁打にした際、次打者の稲葉氏が「嘉男どうやった?」と問いかけると、糸井氏は「ホップしていました」と即答。カーブがホップしていたという珍回答に全員が「あれ?カーブだよな?」と不思議に思っていた話を披露。さらに別の日には稲葉氏から「何を狙っていたか?」聞かれると「ストライクを狙っていました」と糸井氏。杉谷氏は「球種を言わなきゃいけないんですよ」とツッコミ、スタジオも爆笑に包まれていた。
糸井氏はこれを受けて「でも稲葉さん、『そっか』って言ってたよ」と反撃すると、MCのダウンタウン浜田雅功(62)は「それは合わせたんやろ」と苦笑い。
さらに糸井氏がサインを覚えないことでチームメートの杉谷も困っていたと告白。12年の日本シリーズ初戦で2番に杉谷、3番に糸井氏が並んだ。初回出塁した杉谷はカウント2-2でエンドランのサインが出た。「よし!いくぞ」と二塁へ向かって打席の糸井氏の方を見たらボールをしっかり見送っていた。「うわ見送った~」と思ってそのままスライディングしてアウトになった思い出を回顧。杉谷は心の中で「嘉男さんやってるわ」と思いながらベンチに帰ると、糸井氏から「拳士よう走ったな~おまえ」と陽気に声をかけられたという。改めて糸井氏は「ミスやったの?」ときょとん顔。杉谷は「ミスですよ。エンドラン出てましたから」とやりとりし、糸井氏の天然さくれつにまたもスタジオは笑いに包まれていた。
