
中日岡林勇希外野手(23)が4日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改し8000万円アップの1億5000万円でサインした。
「いい評価をいただきました。倍以上です」と話した。今季は不動の中堅手として2年ぶり、12球団でただひとり全試合フルイニング出場を果たし、最多安打のタイトルを獲得。打率2割9分1厘、5本塁打、35打点、17盗塁を残した。2年ぶり3度目のベストナイン、4年連続4度目のゴールデングラブ賞にも選ばれた。
高卒6シーズンで1億円プレーヤーとなった。「誰しもが目指すところ。そこは越えられてよかったが、もっと上を目指していきたい」と話した。
レギュラー定着4年目で3年連続最下位から4位となった。「Bクラスなのは一緒。目指すところはAクラス、優勝。もっともっと引っ張っていきたい」。今季は8月までCS争いをした。「一番緊張感を持って野球ができたことは、初めてだったので、チームにとってもプラスになるし、チームとしてもまとまってきている、よくなってきているので、本当にチャンスはあると思います」と、出続けているからこそ、チームが強くなりはじめていることを実感している。
シーズンを乗り切るために休養を取り入れる球団が多い中、岡林は「試合に出たい、譲れない」と話す。来季は不動の1番として、チームを上位へ引っ張る。
