
<ルヴァン杯>◇20日◇1次ラウンド1回戦◇13試合◇ミクスタほか
2025年シーズンのルヴァン杯が開幕し、1次ラウンド1回戦の13試合が行われた。全てJ3勢のホームでJ1勢と対戦。J3勢の1勝12敗だった。
その1勝はギラヴァンツ北九州。今季J1初昇格のファジアーノ岡山を1-0で下した。前半19分にMF平原隆暉(21)が決めたゴールを守り抜いた。
J1FC東京は15歳のMF北原槙がJ3奈良クラブ戦で後半20分から出場。15歳8カ月13日で、04年のFW森本貴幸(東京V)がマークした15歳10カ月20日のルヴァン杯最年少出場記録を塗り替えた。試合は終了間際に獲得したPKをMF安斎颯馬が決めて1-0で勝った。
前回覇者のJ1名古屋グランパスはJ3テゲバジャーロ宮崎を延長の末に3-0で退けた。前回準優勝のJ1アルビレックス新潟はJ3ヴァンラーレ八戸戦で1-1からのPK戦を4-2で制した。
J1セレッソ大阪は外国籍選手4人がゴールを決めるなどでJ3カマタマーレ讃岐に5-1で大勝。J1ガンバ大阪はFW宇佐美貴史のゴールなどで今季J3初昇格の高知ユナイテッドSCに2-1で競り勝った。
J1鹿島アントラーズもJ3初昇格の栃木シティに1-0で勝利。DF濃野公人の今季公式戦初ゴールが決勝点となった。栃木CはGK相沢ピーターコアミがMF荒木遼太郎のPKをストップするなど好セーブを連発したが競り負けた。栃木Cのホームには4532人が集まった。
J1東京ヴェルディはJ3のAC長野パルセイロと対戦し、0-0からのPK戦を5-4で制した。
その他、J1勢の湘南ベルマーレ、柏レイソル、横浜FC、京都サンガFC、アビスパ福岡はJ3勢を相手に無失点勝利で勝ち上がった。
1次ラウンド1回戦の残り14試合は26日に行われる。
◆ルヴァン杯1回戦第1日
八戸1-1(2PK4)新潟
栃木C0-1鹿島
長野0-0(4PK5)東京V
金沢0-1湘南
沼津0-1柏
岐阜0-2横浜FC
奈良0-1東京
鳥取0-2京都
讃岐1-5C大阪
高知1-2G大阪
北九州1-0岡山
宮崎0-3名古屋(延長)
琉球0-2福岡
◆今季のルヴァン杯 3~5月の1次ラウンドはクラブW杯やアジア・チャンピオンズリーグ・エリートなどの国際大会に出場するJ1の浦和、神戸、川崎F、横浜、広島を除く55チームが7組に分かれて実施。各組を制した7チームと広島の計8チームが6月のプレーオフに進み、勝者4チームと浦和、神戸、川崎F、横浜が9月の準々決勝を戦う。準決勝は10月。決勝の開催日は未定。