
サッカー日本代表(FIFAランキング15位)が20日、埼玉スタジアムで26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選バーレーン(同81位)戦に臨む。19日、同所で公開練習を行った。
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エース格に成長したFW上田綺世(26=フェイエノールト)が、自らの得点でW杯出場へ導く。昨年10月末に太もも裏の負傷で長期離脱した。今年1月に復帰も、2月に再離脱。だが、3月6日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)のインテル・ミラノ戦で復帰し、16日のトゥエンテ戦では2得点を決め、万全な状態で代表に戻ってきた。
上田は「体の状態は悪くない」とし、W杯出場が決まる大一番も「得点するつもりでプレーしますし、そこは自分の仕事」と言い切った。
離脱期間中は、チームのメディカルチームと話し合いながら、負傷の原因を究明し、再発防止に向けた太もものトレーニングにも取り組んだ。「いろんなアプローチをしていい準備をしてきた。それもあって、今はかなりいい状態なんじゃないかな」と手応えを口にする。
所属クラブでは世界的ストライカーのファンペルシー氏が監督に就任した。「まだ日は浅いですが、同じポジションの監督ですし、刺激を受ける部分はたくさんある。いろんな要求や戦術もありますけど、吸収できることがいっぱいあると思う」とさらなる成長を誓う。日本代表でもエースへと成長。「どんな状況でも毎試合点を取りたい。常にゴールを目指したい」と力強かった。