
日本代表(FIFAランキング15位)が20日、埼玉スタジアムで26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選バーレーン(同81位)戦に臨む。19日、同所で公開練習を行った。
「ニンジャポーズ」で知られるFW町野修斗(25=キール)が2年ぶりの代表復帰を果たした。
湘南ベルマーレ時代に22年W杯カタール大会メンバーに追加招集で選出され、直後の23年3月シリーズにも招集されたが、その後は選外が続いた。
23年夏に当時ドイツ2部だったキールに移籍し、チームとともにブンデスリーガに昇格。今季は残留争いに巻きこまれながらも7得点2アシストと結果を残して代表に返り咲いた。「日本代表に入るために、活躍するために海外挑戦しているので、非常にうれしいです」と素直に喜んだ。
常に代表活動を意識してこの2年間活動してきた。クラブではロングスローやFK、CKキックまで任せられるなど選手としての幅を広げた。
クラブでは人工芝のグラウンドで練習することもあった。冷水のシャワーが出てくることもあった。「タフな状況で戦ってきた」とメンタル的に成長した自負はある。
もちろんプレー面での進化も実感している。「190センチの選手は当たり前の中でやってる中で、僕もフィジカル面であったり、いろんな面でJリーグにいた時はより成長できていると思っている。それがどれだけ大舞台に出せるか楽しみ。試合に出たらどんどんシュートを狙って結果を残したいです」と得点奪取を誓った。【佐藤成】