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【ロッテ】石川柊太、4回4失点も「去年の良かった感覚に一気に近づいた」移籍後本拠地で初登板


ロッテに新加入の石川柊太投手は、移籍後初めてZOZOマリンでの登板に臨みました。試合はオープン戦で、ロッテは日本ハムに4-5で敗れました。初回は3者凡退で良いスタートを切ったものの、2回には連続四球から2失点し、4回にも失点を重ねました。石川はカーブの制球に課題があると振り返り、改善を誓いました。監督の吉井理人も同様に石川のカーブについて改善を期待しましたが、彼の感触には良いものがあり、ストレートに関しては自信を見せました。田村捕手との初めてのバッテリーも順調に進み、コミュニケーションが取れていたことが良い投球に繋がったと述べました。

ロッテ対日本ハム ロッテ先発の石川柊(撮影・足立雅史)

<オープン戦:ロッテ4-5日本ハム>◇11日◇ZOZOマリン

ソフトバンクから国内FA権を行使してロッテに加入した石川柊太投手(33)が、移籍後初めてZOZOマリンで登板した。

初回にテンポ良く3分で3者凡退に仕留めたが、2回には2連続四球から2失点。4回には長打を浴びるなど味方失策もあり2失点し、4回を投げ5安打4失点(自責2)だった。「自分の中でもカーブの修正っていうのはちょっとしないと。カウント球はいいんですけど、決め球としての修正ポイントっていうのは出たんで、そこら辺を課題としてやっていきたい」と振り返った。吉井理人監督(59)も「まだ本来の調子ではないと思います。特にカーブですね。思ったとこ投げられてない感じがするんで、本人もそのように言ってたんで、なんとか調子を上げてほしい」と期待した。

それでも、感触は上がってきている。開幕ローテーションが確実視される右腕は「去年の良かった感覚に一気に近づいた。球速もそれなりに出てましたし、感覚はほんとにいい感じで。右バッターインコースで空振りもとれてましたし、外で見逃しも取れてましたし、自分のストレートに関してはちゃんと操れてる、自分の感覚の中でっていうのが一番の収穫だった」とうなずいた。

初めて田村龍弘捕手(30)とのバッテリーとなった。「事前に結構コミュニケーション取って、こういう時にどういう球投げたいとか、こういう球で勝負していこうとか結構話したんで、すごくすんなり入れました。田村自身も映像見て、どういう感じで投げてるかっていうのも予習してきてくれたりしたので、すごく投げやすかった」と話した。

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