ドジャースがラックスをレッズにトレード放出 交換相手の21歳有望株を４年越しの獲得

22年7月、エンゼルス戦で味方の適時打で生還し、ベンチで仲間に迎えられるドジャースのラックス

ドジャースが6日（日本時間7日）、ギャビン・ラックス内野手（27）をレッズにトレードで放出したと、ESPNのジェフ・パッサン記者ら複数の米メディアが伝えた。交換に、昨年7月のドラフト3巡目でレッズに入団したマイナーの有望株マイク・シロタ外野手（21）とドラフト指名権を獲得した。ドジャースは21年に当時高校生だったシロタをドラフト16巡目で指名したが契約は成立しておらず、4年越しの獲得となった。

ラックスはメジャー5年目の昨季は膝のケガから2年振りに復帰し、キャンプイン時は正遊撃手になることが期待された。だが守備で苦戦し、開幕直前に二塁手にコンバート。昨季139試合中138試合で二塁手として出場し、打率2割5分1厘、10本塁打、50打点だった。

ドジャースは今オフに、韓国キウムからポスティングシステムで金慧成（キム・ヘソン）内野手（25）を獲得し、内野陣がだぶついた状態となっていた。ラックスにはヤンキースやマリナーズが興味を示していたと伝えられていた。