ロバーツ監督、ファンが荒れる異常事態に「ボールを投げつけるなんて、見たくはない」とコメント

ドジャース対パドレス　7回、投げつけられたボールを手にドジャースファンに話しかけるパドレスのプロファー（撮影・菅敏）

＜ナ・リーグ地区シリーズ:ドジャース2－10パドレス＞◇第2戦◇6日（日本時間7日）◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手（30）が4打数無安打と沈黙し、打線がつながらなかった。パドレス先発のダルビッシュ有投手（38）との対決では、3打数無安打1三振と完璧に封じられた。

レギュラーシーズンから続いていた連続安打は13試合でストップ。「2番右翼」で出場したムーキー・ベッツ外野手（31）も4打数無安打で、打線を引っ張ってきた1、2番コンビが機能しなかった。

3勝で突破の地区シリーズは1勝1敗のタイとなり、3戦目からパドレスの本拠地ペトコパークでの戦いとなる。ロバーツ監督は「向こうが我々よりもいい野球をしていた。（勝ちパターンの）救援投手を温存できて、3戦目はウォーカー（ビューラー）が先発する。水に流して、次に向かいたい」と語った。

試合中には好守を連発したパドレス外野陣に向けて、ドジャースファンからボールや空き缶が投げられる異常事態も発生した。同監督は「私は1000試合以上、このスタジアムで見ているが、あんなことは初めてだった。感情的になることが多いのは分かっていたが、起こるべきではないこと。ボールを投げつけるなんて、見たくはない」とコメントした。