センバツ、１９日開幕＝開会式と３試合仕切り直し―高校野球

　第９４回選抜高校野球大会は１９日、甲子園球場で開幕する。天候不良で１日順延となった第１日は午前９時の開会式の後、１０時からの浦和学院（埼玉）―大分舞鶴（大分）で熱戦の火ぶたを切り、和歌山東（和歌山）―倉敷工（岡山）、クラーク記念国際（北海道）―九州国際大付（福岡）が行われる。開会式は第１日に試合がある６校が参加し、選手宣誓は倉敷工の福島貫太主将が務める。 　新型コロナウイルス感染予防策として、選手らには大会前に加え、１回戦、準々決勝の勝利校にＰＣＲ検査を実施。感染者が出ても個別感染の場合は、選手の入れ替えなどで対応して出場は取り消さない。大会前検査で複数の関係者が陽性判定を受けた京都国際（京都）は出場を辞退し、近畿地区補欠１位の近江（滋賀）が代わって出場する。 　開幕日に出場する６校は中止となった１８日、甲子園球場の室内練習場で調整。仕切り直しに備えた。大会本部によると、開会式も含めて第１日が雨天順延となったのは、３０年ぶり７度目。大会は準々決勝と準決勝翌日の休養日２日を含めた１３日間で、決勝は３１日になった。　（了）【時事通信社】