AIプラスクリニックたまプラーザ、2024年11月よりメディカルクリニックあざみ野との革新的連携

在宅医療の新時代を切り開く：詳細な3D CT画像診断と徒手筋膜リリースで患者のQOLを向上

2024/11//11
AIプラスクリニックたまプラーザ

医療法人社団康悦会AIプラスクリニックたまプラーザ（神奈川県横浜市青葉区、理事長：佐藤靖郎、以下 AIプラスたまプラーザ）とメディカルクリニックあざみ野は、在宅医療における運動器疾患の治療において、画期的な連携を発表しました。この取り組みは、詳細な3D CT画像診断と徒手筋膜リリースを組み合わせることで、患者さんの生活の質（QOL）を大幅に向上させることを目指しています。

高度な医療技術の普及

AIプラスクリニックたまプラーザは、最先端のAI技術を駆使した詳細な3D CT画像診断を提供しています。この技術により、脊椎の湾曲や骨の形を詳細に画像化することが可能です。これにより、筋肉を覆う筋膜の緊張を客観的に把握し、適切な治療計画を立てることができます。

患者のQOL（生活の質）の向上

メディカルクリニックあざみ野では、医師が直接徒手筋膜リリースを行います。これは全国的にも例のない取り組みであり、患者さんの痛みを軽減し、運動機能を改善する効果があります。徒手筋膜リリースは、針や器具を使わず、痛みを伴わないため、不安感の強い高齢者にも適用でき、在宅医療に非常に適しています。これにより、患者さんの日常生活動作（ADL）が向上し、自立した生活が可能になります。

徒手筋膜リリースによるゾル-ゲル変換の効果
筋膜リリースの効果の一つに、結合組織の「ゾル-ゲル変換」があります。ゾルとは液体状の状態を指し、ゲルとはより固体に近い状態を指します。筋膜が硬くなるとゲル状に変化し、柔軟性が失われますが、筋膜リリースを行うことで筋膜が再びゾル状に戻り、柔軟性が回復します。この過程で、筋膜内の血流が改善され、酸素や栄養素が供給されやすくなり、老廃物の排出も促進されます。

在宅医療の効率化
在宅医療の現場で高度な画像診断と専門的な治療が提供されることで、患者さんは自宅で質の高い医療を受けることができます。これにより、通院の負担が軽減され、医療資源の効率的な利用が促進されます。

高齢化社会への対応
日本の高齢化が進む中で、在宅医療の重要性はますます高まっています。この取り組みは、高齢者が住み慣れた自宅で安心して医療を受けられる環境を整える一助となります。

医療のデジタル化とAIの活用
AI技術の導入により、診断の精度とスピードが向上し、医療のデジタル化が進展します。これにより、医療従事者の負担が軽減され、より多くの患者さんに迅速かつ適切な医療サービスを提供することが可能になります。AIとアナログの融合により、新たな地平線を提供します。

連携の背景と目的
高齢者が在宅医療に移行する主な理由は、ADL（Activities of Daily Living：日常生活動作）の低下です。リハビリテーションやマッサージなどの対策が取られていますが、それだけでは不十分です。そこで、画像診断を用いて身体構造を把握し、現場の医師が徒手筋膜リリースを行うことで、高齢者のADLが改善される取り組みが行われています。この方法により、痛み止めの処方が減少し、医療費の削減にもつながっています。この取り組みは国内で初めての試みです。

患者と家族の声
患者さんやその家族に対しては、日常生活に関する問診を行いながら、迅速かつ丁寧に対応しています。患者さんや家族からは、「腰の痛みが薬を使わずに良くなった」「訪問診療のたびに身体が軽くなる」「医療チームとの距離が近くなり、何でも話しやすくなった」といった声が寄せられています。

今後の展望
この取り組みは、在宅医療の新たなモデルケースとして注目されています。今後も両クリニックは、患者さんのQOL向上を目指し、さらなる技術革新と治療法の開発に取り組んでいきます。

■AIプラスクリニックたまプラーザについて
医療法人社団康悦会（平成7年8月10日　法人成立　神奈川県横浜市青葉区黒須田33番地の５　タウンコートあざみ野1階）の分院として、令和6年5月15日登記
令和6年7月1日保険診療開始
住所　〒225-0002横浜市青葉区美しが丘1丁目5番地５　Retetamaplaza1階
TEL [phone]　　FAX　[phone]
院長（管理者）　小山隆史、副院長　庄田慎一ほか非常勤医師1名
看護師　5名（非常勤含）　臨床検査技師１名（非常勤）
医療事務　5名（非常勤含）　コンシェルジュ2名（非常勤）
企画担当　2名（非常勤含）
診療日・時間　月－土曜日（9時‐12時、13時-17時）
休診日　日曜・祭日・年末年始・夏季休暇