丹青社、試着姿を撮影・比較・保存・活用できる デジタルミラー「MYCLO（マイクロ）」を開発

2019年４月16日



株式会社丹青社



店舗づくりのノウハウとデジタルコンテンツ技術を融合

丹青社、試着姿を撮影・比較・保存・活用できる

デジタルミラー「MYCLO（マイクロ）」を開発

商品のタグ情報とECサイトの連動で、商品情報へのアクセス・購入も可能に



　商業施設・文化施設などの空間づくりをおこなう株式会社丹青社（本社：東京都港区、代表取締役社長：高橋貴志／以下当社）は、店舗で商品を試着した姿を撮影・比較・保存し、スマートフォンから履歴にアクセスできる新たなデジタルミラー「MYCLO（マイクロ）／以下MYCLO」を開発しました。



　MYCLOは、ユーザー（来店客）と店舗・メーカーの抱える課題を解決するために当社が製作したオリジナルのデジタルミラーです。アパレルをはじめ物販店・専門店など商業施設づくりに携わってきた当社独自の視点とノウハウ、そしてデジタルコンテンツ技術を掛け合わせ、開発を進めました。



　MYCLOは高解像度カメラを採用し、正面・側面・背面など複数の画像を撮影し比較できるため、ユーザーは何度も同じ商品を着直す手間が省け、スムーズな商品選びが可能になります。商品のタグ情報（バーコード・QRコード等）とECサイトの連動により、ミラーの画像からECサイトに掲載された商品情報を閲覧でき、商品のバリエーションを確認・購入できるほか、過去の撮影履歴から商品の比較、検討が可能です。また、スマートフォンからのアクセスにも対応しており、画像を共有することで遠隔地の友人・知人と商品購入の相談、検討が可能になり、ECサイトからどこでもすぐに商品が購入できます。また、試着・購入画像の蓄積により、スマートフォンで持ち運べる自分だけのクローゼット（マイクローゼット）として利用できます。



　店舗・メーカーは、拡張性のある試着装置によるリアル店舗の付加価値向上、誘導に加え、ユーザーの試着履歴から好みを把握し、商品の提案やコーディネートのアドバイスをおこなうなど、よりユーザーに寄り添ったコミュニケーションが可能になります。また、試着画像を通じたECサイトの利用機会増加のほか、商品の試着回数および購入数のデータが取得できるようになり、その後の販促・サービス展開につなげられます。MYCLOの仕様や機能は店舗ごとにカスタマイズが可能で、店舗のフィッティングルームや売場に設置でき、店内の鏡として小型店舗にも導入できます。



　当社は2020年度中に50店舗へのMYCLO導入を目標に、全国の店舗・メーカー等に提案を進めます。

また、今後も当社はユーザーと事業主の課題解決のため、新たなソリューションの開発を続けてまいります。



【フィッティングルームへの設置例】



【画像： https://kyodonewsprwire.jp/img/201904125374-O2-4Enf7DWg 】

デジタルミラーに試着画像や過去の試着履歴、ECサイト掲載の商品情報（カラー・サイズ・レコメンドなど）が表示される。



【スマートフォン画面表示例】



【画像： https://kyodonewsprwire.jp/img/201904125374-O3-kK12B0o6 】

試着画像のほか、購入の有無、ECサイトの商品情報ページや商品コーディネート閲覧ページへのリンクを設置。





期間限定で、丹青社 本社オフィス（港区）のレセプションエリアにて実機によるデモ体験が可能





■ MYCLO（マイクロ）導入のメリット（例）

＜ユーザー（来店客）＝試着の利便性向上、店内・店外での利用機会創出＞

・複数商品の試着姿をさまざまな角度で撮影・保存し、比較・検討が可能

・試着商品のECサイト掲載情報（カラー、サイズ、在庫、リコメンド等）を、すぐに閲覧

・試着画像を共有し、店舗にいない友人・知人の意見をヒアリングした上で検討・購入

・高解像度カメラと画像加工による高画質の画像をスマートフォンに送信し、時系列に保存・閲覧

・友人・知人など複数名で、また、特別な服（ドレス・和装など）の撮影に活用

・ECサイトとの連動で、店頭に在庫がない商品もスムーズに購入可能

・同じ商品の試着ユーザーやスタッフのコーディネート閲覧により商品購入の参考に

・メール、SNS等で試着写真をシェア



＜メーカー・店舗＝ユーザー体験を活用した販促・サービス展開＞

・特別な試着装置として、リアル店舗への来店の動機づくりに

・店舗ごとのカスタマイズ、高画質での全身フォト撮影により、各店舗の付加価値向上に

・店舗～デジタルミラー～スマートフォン～ECサイトをつなぎオムニチャネル化

・商品の試着回数、試着からの購入数の統計を取得し、商品開発等に活用

・ユーザーの傾向を把握し、ユーザーに合わせた接客サービス、商品のPR

・期間限定の出店（イベント）後もECサイトに誘導し、販売機会を増加

・SNSを通じた試着画像の活用による、商品・ブランドの認知拡大

※意匠登録、商標登録出願中