クレカの改悪が止まりません。
関東地方在住にはあまり縁がありませんが、ポイ活的には優秀な「JQ CARDセゾンGOLD」も改悪されます。
「JQ CARDセゾンGOLD」は年会費無料も可能なゴールドカード
≪画像元:クレディセゾン≫
JQ CARDセゾンGOLDは、JR九州との提携でクレディセゾンが発行するカードです。
年会費1万1,000円ですが、年間50万以上の利用で次年度以降年会費がずっとかかりません。
頑張って「修行」すれば、年会費無料のゴールドカードを持てますよ。
カード利用で0.5%分貯まるのは、永久不滅ポイントではなく「JRキューポ」です。
Amazon.co.jpや携帯電話料金の支払いでポイント3倍、コンビニやサブスク動画視聴でポイント5倍、さらに年間利用金額50万円以上で2,500ポイント、100万円以上で1万ポイントと、ポイントをザクザク貯められます。
ANAマイラーには「JQみずほルート」で不可欠のカード
JQ CARDセゾンは、「JQみずほルート」で不可欠のカードです(「みずほマイレージクラブ/ANAカード」も必要)。
「JQみずほルート」とは、ポイントサイトなどのポイント → Vポイント → JRキューポ → 永久不滅ポイント → ANAマイルと交換することで、交換率70%で交換できるルートです。
「みずほマイレージクラブ/ANAカード」を経由することで、交換率を10%アップさせられます。
(11/1より)ポイント対象外の利用先が増加
≪画像元:クレディセゾン≫
そんな非常にコスパの高いJQ CARDセゾンに、青天の霹靂ともいうべき悲報が訪れました。
11月1日以降、JQ CARDセゾン、JQ CARDセゾンエクスプレス、JQ CARDセゾンGOLDで以下の利用しても、JRキューポの加算対象外となるのです。
・ 大和コネクト証券
・ 楽天Edyチャージ
・ nanacoチャージ
・ JALグローバルウォレットへのチャージ
この発表があるまで、「楽天Edyチャージ・nanacoチャージでポイントを貯められたんだ」と、筆者は逆に驚くくらいでした。
大和コネクト証券利用者には痛恨の一撃!
≪画像元:大和コネクト証券≫
今回の改悪で最も痛いのは、「大和コネクト証券」でしょう。
JQ CARDセゾンGOLDを使い大和コネクト証券でクレカ積立すると、0.5%分のJRキューポが貯まります。
クレカ積立をすれば年間100万円利用は容易に達成でき、100万円のカウント対象であるため、年間100万円の決済で1万ポイントと合わせ、1.5%還元を実現できていました。
これが、2024年11月5日の積立注文分より、ポイント還元対象外となります。
ポイントをもらえないクレカ積立なんて、クリープを入れないコーヒーのようなものです。
変更希望の場合、2024年10月31日までに自身で設定変更してください。
改悪後の代替手段を考えてみた
考えてみれば、これまでがバグのような大盤振る舞いだったわけで、正常に戻ったともいえます。
改悪は悔しいですが、嘆いてばかりもいられません。
ここからは、改悪後の代替手段を考えてみましょう。
【大和コネクト証券】「セゾンプラチナ・アメックス」で1%還元
≪画像元:大和コネクト証券≫
大和コネクト証券のクレカ積立は、0.5%還元で年会費実質無料の「セゾンパール・アメックス」でも悪くありません。
ただし、クレカ積立で高還元を狙うなら、1%分の永久不滅ポイントが還元される「セゾンプラチナ・アメックス」がおすすめです。
年会費は2万2,000円ですが、クレカ積立を年120万円行えば1万2,000ポイント還元され、実質の年会費は1万円になります。
【楽天Edyチャージ】「リクルートカード」で1.2%還元
≪画像元:リクルート≫
楽天Edyチャージは、「リクルートカード」(Visa/Mastercard)がおすすめです。
チャージで1.2%分のリクルートポイントが還元されるのですから。
リクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントへの交換もできます。
JCBブランドではチャージできないので、注意してください。
【nanacoチャージ】Apple Pay経由なら選択肢は多い
セブンカード・プラスなら問題なくチャージできますが、還元率が0.5%といまいちです。
iPhoneユーザーなら、Apple Pay経由でapple Payのnanacoにチャージできます。
【JALグローバルウォレット】「VポイントカードカードPrime」で日曜日は1.5%還元
≪画像元:ジャックス≫
楽天Edyチャージと同様、リクルートカードも悪くはありません。
しかし、VポイントカードPrime(旧TカードPrime)もいいでしょう。
1%還元のクレカですが、日曜日に限り1.5%にアップします。
100万円修行の対象にはなるか
セゾンカードでは、セゾンポケット、セゾン投信でクレカ積立が可能です。
これらのクレカ積立では、従来よりJRキューポ還元対象外でしたが、100万円修行の対象ではありました。
大和コネクト証券あたりは、1,000万円修行の対象にはなりそうです。
それ以外のチャージは、100万円修行の対象外となるかもしれません。
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