年をとってくると耳が遠くなることがあります。
その為、テレビの音をかなり大きくして聞いている方がいます。
家の外にまで聞こえるような大きな音に設定している場合には、近所迷惑になっていることもあります。
イヤホンをしてテレビの音を聞いている方もいますが、長時間になると耳が痛くなったり、1日に何度も使用する場合には、面倒に思うこともあるでしょう。
今回は、高齢者のテレビの騒音問題を解決できるテレビスピーカーを3つ紹介します。
自分の手元においてテレビの音を身近で聞きやすくする
テレビの音を自分の手元で、自分だけに向けて出すことができるスピーカーです。
≪画像元:SONY≫
テレビからの音を大きくすることなく、自分だけに聞きやすい音量や音質を届けることができます。
声用のスピーカーを搭載しているため、テレビの声をはっきり聞きとることができます。
テレビリモコンが本体についており、手元にリモコンがなくてもテレビ番組の選局などができます。
テレビに送信機をコードでつなぎ、スピーカー本体はワイヤレスで使えます。
本体は充電式の為コードがないので、コードによる転倒の心配はありません。
リモコンがなくてもテレビの操作ができることも含め、足元が不安定な方や移動に時間がかかる方などにおすすめです。
聞き取りにくさからテレビの音を大きくしても、すべての音が大きくなってしまい、結局、声の音の聞き取りやすさは変わらないという方がいます。
そのお悩みに、SONY SRS-LSR200は、声用のスピーカーで対応できる為、音を大きくしても聞き取りにくい方に、是非試してもらいたい機種です。
また、テレビの音声が途切れてから、15分でスピーカーの電源も自動でオフになります。
自動オフ機能で、うっかりの切忘れを防ぐこともでき、省エネになります。
コードでテレビとつないで簡単に使える格安テレビスピーカー
コードでテレビとつなぐ格安のテレビスピーカーもあります。
テレビのヘッドホン端子とテレビスピーカーを附属のコードでつなぐだけで使えます。
電源は、単3アルカリ乾電池4本か別売りのACアダプターです。
音量調整は、音量つまみを回すだけの簡単操作です。
テレビとテレビスピーカーをコードでつなぐだけの簡単な準備で、すぐ使うことができる点が大変魅力的です。
そして、価格が他の機種に比べ、とても安いので、購入しやすい商品です。
音量調整の操作もつまみを回すだけという簡単操作ですので、テレビの音の大きさで困っている方がテレビスピーカーをまず試してみようという時におすすです。
テレビとテレビスピーカーをつなぐコードやACアダプターのコードがあるため、コードに足を引っかけて転倒しないように設置、使用の際には注意が必要です。
転倒予防のためにコードの配線やテレビスピーカーの置き場所に工夫をしましょう。
作業をしながらテレビの音を楽しみたい方には首かけ型スピーカー
何か作業をしながらでも、テレビの音を楽しみたい方には、首かけ型スピーカーがおすすめです。
集音器の機能も持つ、首かけ型スピーカーもあります。
≪画像元:SONY≫
イヤホンではなく、首にかけているスピーカーから音を出すことができ、耳元に音を届けることができます。
集音器とテレビスピーカーの両方の機能を持つとても便利な機種です。
そのため、いつもしている集音器を変えるだけで、テレビスピーカーも兼ねることができます。
普段から集音器を使っている方におすすめです。
有線ではないので、音が届く範囲であれば好きなところでテレビの音を聞くことができます。
また、首にかけるタイプなので、作業をしながらでもテレビを楽しむことができます。
テレビを見ながら、別の作業をすることが多い方にピッタリな商品です。
首かけ式で自分に向けて音が出るため大きな音を出さなくて済むので、家族と一緒にテレビ番組を楽しむこともできます。
≪画像元:コジマネット≫
ライフスタイルに合わせたものを選びましょう
テレビは、現代の暮らしの中で欠かせない娯楽のひとつです。
よく聞こえない状態では、テレビ番組を楽しむことができませんが、大きすぎる音で迷惑をかけることもよくありません。
好きなテレビ番組を気兼ねなく楽しむために、聞こえにくさがある方はテレビスピーカーを使ってみることをおすすめします。
低価格の商品やリモコン機能を備えた商品、作業をしながらテレビの音を聞ける商品など、さまざまなテレビスピーカーが発売されています。
ライフスタイルに合わせたテレビスピーカーを選び、自分にも他の人にも、音の問題のない生活を送れるようにしましょう。