ポイントやマイルは、貯めるだけでは意味がありません。
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使ってこそ初めて意味を成します。
そんな点でこの春注目なのが、有効期限延長を繰り返してきたANAのマイルではないでしょうか。
ANAマイルの有効期限延長措置が終了
≪画像元:ANA≫
新型コロナ流行により、飛行機を利用しにくい状況が続きました。
この状況により貯まったマイルを消化しにくくなったため、ANAでは年度末ごとにマイルの有効期限延長を何度も実施してきました。
しかし、飛行機需要はかつての日常を取り戻しつつあるため、来年度以降は有効期限の延長措置がありません。
つまり、早ければ2024年3月で有効期限を迎えるマイルは、そのまま期限切れで消滅してしまうのです。
お得なANAマイルの使い道は
2024年3月で有効期限を迎えるマイルを持っている人は、急いでお得にマイルを消費しなければなりません。
ここからは、お得にANAマイルを使う方法を紹介します。
1. 特典航空券に交換
最もお得なANAマイルの使い道といえば、特典航空券への交換です。
特典航空券への交換なら、1マイルの価値を5円以上にできます。
しかし、公表こそされていないものの、特典航空券に割り当てられる座席数は決して多くありません。
それだけに、マイルがあっても特典航空券に交換できない人も多いでしょう。
355日前の9時に往復同日予約する
≪画像元:ANA≫
特典航空券を含めたANAグループ便の予約は、355日前(出発日を含まず)の9時から開始されます。
人気路線の特典航空券をゲットしたい人は、「355日前の9時」を頭に入れてください。
例えば、往路が2025年3月1日、復路が3月6日の特典航空券を欲しいとしましょう。
355日前となる2024年3月11日朝9時に予約できるのは往路のみで、355日前になっていない復路は2024年3月11日時点では予約できません。
この場合、往路だけ本命の日程にし、復路はとりあえず同日3月1日にして「空席待ち」するという手があります。
のちほど2024年3月16日9時以降に、復路を希望の日程に変更すればOKです。
空席待ちは出発の14日前まで、復路の日程変更は往路出発の96時間前まで、WEBなら何度でも無料でできます。
「オープンジョー」で探す
≪画像元:ANA≫
どうしても空席がなさそうな場合は、「オープンジョー」の旅程を組むのも手です。
オープンジョーとは、出発地または目的地、あるいは両方で地上交通機関を利用した旅行が含まれる旅程のことです。
例えば、東京から福岡に旅行に行きたいけど復路の空席がない場合、往路を東京 → 福岡、復路を大阪 → 東京にすることがオープンジョーとなります。
福岡 → 大阪は自腹で移動となりますが、それもまた旅の思い出となるでしょう。
「今週のトクたびマイル」に交換
≪画像元:ANA≫
どこでもいいから国内にお得なマイルで行きたい人は、「今週のトクたびマイル」に交換もいいでしょう。
これは、対象期間中、対象路線の中から通常のマイル数より少ないマイルでANA国内線特典航空券を利用できるサービスです。
例えば、2月22日~28日搭乗分(2月21日~27日に発券)の主な対象路線と必要マイル(片道一区間あたり)は、以下の通りです。
・3,000マイル:羽田 ↔ 神戸、羽田 ↔ 大分、羽田 ↔ 大館能代
・4,000マイル:関西 ↔ 宮古
・5,500マイル:那覇 ↔ 新潟
ちなみに、この期間に那覇 ↔ 新潟を通常の特典航空券で利用しようとすると、片道8,500マイル必要です。
片道3,000マイルのお得は大きいですね。
2. アップグレード
≪画像元:ANA≫
特典航空券が見つからない場合、普通に航空券を購入してから、マイルを使って座席アップグレードする手もあります。
例えば、東京 → ハワイをエコノミー → ビジネスにアップグレードしたいとしましょう。
アップグレードに必要なマイル数は、距離(区間基本マイレージ)と座席クラスによって決まります。
東京 → ハワイの区間基本マイレージは3,831マイル、3,501~4,500マイルの距離のアップグレードに必要なANAマイル数は片道2万マイルです。
普通にビジネスクラスの航空券を購入するより、アップグレードの方がコスパは高いです。
ハワイ路線のビジネスクラスはフルフラットシートで、エコノミーとは疲れ度合いがまるで異なります。
3.ANA SKYコインに交換
≪画像元:ANA≫
今のところ旅行する予定のない人、まとまったマイルがない人は、ANA SKYコインに交換するといいでしょう。
ANA SKYコインの有効期限は、交換月より12か月目の末日です。
交換レートは交換マイル数やステイタスによって異なり、最大1.7倍のレートで交換できます。
つまり、2024年3月31日にANAマイル → ANA SKYコインに交換すれば、ANA SKYコインの有効期限が2025年の3月31日に「延命」できるのです。
ANAの航空券や旅行商品の支払いに、10コイン単位で利用可能です。
4. ANA Pay残高に交換
≪画像元:ANA≫
全く旅行の予定がない人は、ANA Payにチャージするのもいいでしょう。
1マイル → 残高1円分としてチャージできます。
チャージした残高は、Visa(タッチ決済、オンライン)、iD、Smart Codeの加盟店で利用できます。
ANA Payマイルの有効期限は、最後にANA Payマイル残高を使用またはチャージした翌月から起算して12か月間です。
実質期限がありません。
マイルをお得に使おう
≪画像元:ANA≫
2月6日~3月31日の期間中、ANAでは「マイル大感謝祭」を開催しています。
エントリーの上で、以下の対象サービスにマイルを利用すると、利用マイル数の20%がボーナスマイルとしてプレゼントされるキャンペーンです。
・ ANA SKYコイン
・ ANAトラベラーズホテル、ANAワールドホテル
・ ANA Mall、ANAショッピング A-style、ANAセレクション
ANA SKYコインは交換時のレートアップ、それ以外は利用後に20%マイルバックされます。
≪画像元:ANA≫
また、3月1日~31日の期間中、nanacoポイント → ANAマイルへ交換申込すると、通常は500ポイント → 250マイルのところ、500ポイント → 300マイルと20%レートアップします。
使えるマイルの原資を増やせるので、選択肢が広がりますね。
500ポイント以上、500ポイント単位で交換可能です。
実際に積算されるのは手続き完了後約2~7日後ですので、逆算すると3月24日までには手続きした方がいいでしょう。
これらのキャンペーンも活用して、貯まったマイルをお得に利用してください。
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