筆者は「クレジットカードのキャッシング枠は不要」だと考えております。
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いざというときにお金を借りる必要性は否定しませんが、返済しづらいキャッシング枠より銀行カードローンをおすすめします。
ただしキャッシング枠の存在意義を100%否定したわけではなく、「海外旅行時の現地通貨を作る」という手段だけは唯一無二としました。
もっといい方法があるのではと引き続き考えた結果、結論が出ました。
三井住友Oliveがあれば、もちろん海外でVISAカードとして役立ちますし、これで現金もデビットモードで作れます。
Oliveもクレジットカードですからキャッシング枠はつけられますが、不要でしょう。
三井住友Oliveで現地通貨を作る
Oliveでの現地通貨の作り方は簡単です。
1. 現地で「Visa」または「Plus」マークのATMを探す
2. 三井住友銀行アプリを開く
3. アプリトップの2段目、「クレジットモードに設定中」(多くの人はこうなっているはずです)の右側の「 〉」をタップ
4. 「フレキシブルペイ」が開くので、2段目の「デビットモード」の「支払いモードに設定」を右にスワイプ(ボタンを触って、右にスライドさせる)
5. OliveのカードをATMに挿入
6. ATMの「Cash Withdrawal」を選ぶ
7. 「Saving」(普通預金)を選ぶ
8. 4桁の暗証番号を入力(キャッシュカードのでなく、デビットモードの番号)
参照:ATM検索
Oliveの場合、海外キャッシングは自動でデビットモードになるため、上記3、4の手順は原則不要なのですが、念のため掲載しました。
クレジットカードのキャッシング枠がある場合、Oliveの性質上クレジットカードから引き出される(借入れ)ことがないとはいえません。
参照:三井住友カード
デビットモードの暗証番号忘れにご注意ください。
キャッシュカードと同じ番号とは限りません(申込時に自分で設定している)。
忘れた場合は書面で銀行に資料請求し、書面での再設定が必要です。
参照:三井住友カード
なぜOliveがいいか
クレジットカード加盟店で利用する、VISA(等)ブランドのデビットカードなら、海外での現地通貨引き出しは可能です。
Oliveでない、SMBCデビット(三井住友銀行発行のデビットカード)でもOKです。
デビットカードで引き出される原資は、日本で普通に使っている普通預金口座です。
Oliveでなくても同じことが可能ですが、Oliveを選ぶ意味が次の通りあります。
・ クレジットカード一体型なので、1枚で済む
・ ATM利用手数料110円と安い(ATM設置機関の手数料発生の場合あり)
・ 普通預金口座からの引き出しのため、借入れ利息が掛からない
・ 同様に、返済の必要がない
世界で強いVISAブランドのクレジットカード1枚で、国内でのATM利用、海外でのATM利用と3通り使えるカードは他にありません。
なおOliveのデビットモード引き出しの場合、海外事務手数料3.05%も掛かります。
これは他のデビットカードと比較したときに決して高額ではありませんが、Oliveより安い設定のデビットカードもあります。
たとえばイオンデビットカードは、海外事務手数料1.60%です。
ただしこのカードの海外ATM手数料は220円なので、いちがいにどちらが有利とはいえません。
ならば、クレジットカード一体型のOliveにメリットがあるというものです。
≪画像元:三井住友カード≫
海外で現金の利用価値は大きく落ちている
キャッシュレス後進国の日本でも、現金を持たず生活するのはそれほど難しいことではなくなってきました。
日本より早くキャッシュレスが普通になった国では、なおさらです。
米国や豪州の旅行者から、念のため現地通貨も用意しておいたがまったく使わなかったという報告が見られます。
とはいえドイツのようにいまだ現金メインの国もありますから、保険としての現金も必要です。
基本は世界中キャッシュレス、ただし現金が必要な際には街中のATMでおろせるように準備しておく方法がいいでしょう。
これは、日本における筆者の生活スタイルです。現金は、必要な際に下ろすものになりました。
海外の現金引き出しはデビットカード、中でもOliveがいい
海外旅行で現金を引き出す必要性は確実に減少していますが、必要になる事態は考えておいたほうがいいでしょう。
クレジットカードのキャッシング枠よりも、返済不要のデビットカードが優れています。
そして、海外で積極的に利用するクレジットカード(VISAブランド)と一体のOliveは特におすすめです。
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