ミニマリストを目指しているわけではありませんが、わが家には食器棚がありません。
2024年3月から 年会費無料のイオンゴールドカードセレクトが無条件で「ゴールドステージ」に 世帯ごとにお得に使いこなす方法を解説
ほかにも三角コーナーや水切りかごなど、ほとんどのご家庭にはありそうな、キッチン用品がありません。
節約につながっただけでなく、使いやすくなった体験談を紹介します。
処分したもの1:食器棚
「食器棚って、本当に必要?」
と、その存在に疑問を持ったのは、子どもの独立がきっかけでした。
当時使っていた食器棚は、天井近くまで高さがあり、多くの食器や電子レンジ、炊飯器などがおけるタイプです。
子どもらが巣立ち、ひとり暮らしになったとき、日常の暮らしにそれほど多くの食器はいりません。
また背が高い家具は、最近頻発する大きな地震のたびに、「倒れないか」不安になります。
食器棚そのものも、年数がたち扉が外れやすくなっており、買い替えを検討するタイミングでした。
ですが調べてみると、好みのものは3万~6万円程度はかかりそうです。
なくして正解だった理由
まずは、買わずにあるものを利用してみよう。
そう思って目を付けたのが、キッチンのIHクッキングヒーターの下にある引き出しです。
ブックエンドや突っ張り棒を利用して、取り出しやすい縦置きを試みました。
すると、約32cm×52cmの大きな引き出しには、直径26cmのお皿やグラタン皿など、22点以上が入りました。
下段は高さ15cmなので、丼や小鉢、急須などが24点、さらに通常は菜箸などを入れる小さめの引き出しには、お茶碗やお椀、小皿、マグカップが16点が収納できました。
食器だけでも合計60点以上、これらは全て1軍選手のよく使う食器ばかりです。
調理中でも動くことなく、手を伸ばすだけで出し入れができて、とっても便利になりました。
半年近くこの状態で過ごしていますが、購入する気はなくなり、万単位の節約です。
処分したもの2:水切りかご
キレイに洗ったものを置いているだけなのに、水切りかごは数日に1度は洗わないとヌルヌルと水あかで見苦しくなってしまいます。
しかも洗いにくい。
さらに言えば、場所もとります。
なくして正解だった理由
とはいえ、洗い上げた食器を置く場所は必要です。
そこで大活躍しているのが、直径26cm程度の大きめの皿です。
そもそも大皿はとても1人ごはん向きで、カフェ飯を参考にすれば、数種類の料理を1枚のお皿に見栄えよく盛り付けることができます。
洗う食器の数そのものを減らすことが可能ですし、その大きさを利用すると、お茶碗やコップ、小皿、お椀程度なら、水切りかご代わりに使うことができます。
お鍋やフライパンなど、多くの洗い物があればザルやふきんなど、手持ちの物を活用します。
洗い終えればすぐに、拭き上げ片づけるため、ヌルヌルとはおさらば。
余計な洗剤も必要ありません。
処分したもの3:三角コーナー
水切りかご以上に不衛生になりやすく、臭いも気になるのが三角コーナーです。
ですが、排水口のゴミ受けに水切りネットを使用するだけでは、細かいゴミがたまりやすく、衛星的ではありません。
そこで使用しているのが、100円ショップで購入できる次のような自立型水切りゴミ袋です。
食べかすや調理くずなどを水と一緒に流しても、へたることなく自立して受け止めてくれるため、排水口につまりにくくなります。
ゴミがたまればそのまま捨てられますから、洗う手間はありません。
なくして正解だった理由
ダイソー公式ネットストアで検索すると、最安値は25枚で税込価格110円、つまり1枚4円程度、1セット購入すれば1か月近く使用することができます。
PayPayやdポイントなど、ポイントで購入しているため、現金の負担はありません。
当たり前の暮らしの再確認を
生活用品はあるとそれが当たり前になりますが、多くの物に囲まれた暮らしは、キレイに保つだけでも労力もコストもかかります。
年齢を重ねるごとに、物は極力少ない暮らしのほうが、修繕費や買い替え費用も不要、お金をかけずにラクに暮らしていけるように感じます。
食器棚も水切りかごも、三角コーナーも筆者にとってはなくして正解!かえって使い勝手がよくなりましたが、誰しも当てはまるとは限りません。
一気に処分してしまうと不便にはならないのか、不安になると思います。
まずは、その場から撤去して試してみましょう。
固定観念を取り払うと、意外な発見があるかもしれません。
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