初夏は果実酒(シロップ)を仕込むのにぴったりな季節です。
最近は健康志向や余計な添加物を避けたいなどの理由から、自家製ドリンクを作る人が増えてきています。
筆者も近年は果実酢にハマり、そのままだと食べにくい無糖のヨーグルトにかけて毎日楽しんでいます。
果実をお酒に漬け込むと果実酒になり、砂糖で漬けると果実シロップができます。
果実シロップは炭酸水で割ってジュースにしたり、夏はかき氷のシロップ代わりに使うことができます。
大人だけでなくお子さまも、家族みんなで楽しむことができますよ。
梅酒瓶は大きくて重いので、そこまで売り場を広く確保できる商品ではありません。
ダイソーでも通年販売しているものの、普段は置いている種類は多くはありません。
梅酒などを仕込む今が最も梅酒瓶がよく売れる季節であり、ダイソーでも果実酒グッズをまとめたコーナーが新設されています。
瓶の選択肢が最も多い季節なので、この機会に果実酒やシロップ作りにチャレンジしてみようと思っていた方はチェックしてみてください。
ダイソーならホームセンターやスーパーよりも安い価格で購入することができ、梅酒瓶だけでなく、ザル、杓子、氷砂糖なども一気にそろえることができます。
※価格は全て税込み価格です。
【お金をかけない害虫対策】ダイソーグッズで「侵入させない」3つの工夫
梅酒瓶(3、5、8リットル)
梅酒瓶は容量によって価格が変わり、ダイソーの梅酒瓶は3リットル330円、5リットル550円、8リットル770円で販売しています。(レバー式のガラス果実酒瓶は2リットル220円、3リットル330円で販売)
梅酒瓶は内蓋も付いているので密閉性を保つことができ、取っ手もついているので運ぶ時も安心です。
梅酒瓶ではなくても、小さめの小瓶は100均にたくさん種類があります。
梅以外の果実で作りたい、人にプレゼントしたい、少量だけ試してみたい等の使い方に合わせて、瓶を選ぶことができます。
使う前には事前に洗って中の水分を乾かし、アルコールなどでしっかり消毒してから使ってくださいね。
ホームセンターなどでは市販の梅酒瓶が3リットル700円、5リットル900円、8リットル1,000円程度で販売されています。
瓶1本だけで200〜400円程度お得に買うことができるので、ダイソーでの購入がオススメです。
梅酒レードル・かんろ杓子
家にあるスプーンやお玉を使うことでシロップや梅酒をすくうことはできますが、レードルを使うことで使いやすさと雰囲気がグッとUPします。
テンションが上がるのはもちろんのこと、レードルを使うことで深めの瓶でも手を汚さずに必要な量を測ることができます。
瓶の口のサイズによっては手持ちのお玉だとハマらないことがあるので、必要であれば揃えておきましょう。
市販品だと400〜1000円程度しますが、100均では1本110円で購入することができます。
ザル
果実を洗ったり、干したりする際に使うザルも100均で購入することができます。
狭くて深いザルよりも、広くて浅いザルの方が手早く均等に水分を乾かすことができます。
ある程度の量を作る予定であれば、広めのザルを用意しておくと準備がスムーズにできます。
100均では竹製のざるを110〜330円で購入することができます。
市販品はホームセンターなどで購入すると330〜770円程度するので、100均でそろえるのがお得です。
グラニュー糖・氷砂糖
果実シロップ作りにはグラニュー糖や氷砂糖が必要です。
100均では150g入りの氷砂糖や、270g入りのグラニュー糖を販売しています。
氷砂糖は500gや1kg売りが多い中、100均では小分けで買うことができます。
カバンに入れておいて飴代わりに舐めたり、非常時用として防災袋に入れておくなどの用途ならば100均製品がオススメです。
市販の氷砂糖はスーパーで買うと1kg入り500〜1,000円程度、グラニュー糖は500〜1kg入り160〜250円程度です。
筆者の近所にあるディスカウントショップでは2023年6月時点で500g320円だったので、150gあたり96円となり、108円の100均が最も安いとは言えません。
それでも、そこまで割高ではない値段で購入することができるので、近所に激安店が無い限り、候補の1つには入ると思います。
購入する際は、100均が150g108円だということを頭に入れて、お得な方を選ぶと良いでしょう。
ダイソーでは瓶、ザル、レードル、氷砂糖などを全て一か所でそろえることができる点が便利です。
近くに激安スーパーがないからといって、遠くまで出掛けてしまっては時間やガソリン代が余計に掛かるかもしれません。
総合的に見た時にお得に買い物ができるように、100均を上手に活用して、自家製の果実酒・シロップ作りを楽しんでください。(執筆者:栄養士 山城 奈々)