2023年6月1日(木)より、TOHOシネマズの映画観賞料金が値上げされます。
そこで今回は、映画館3社の料金を徹底比較。
基本料金やサービスデーについて、一番安い映画館はどこなのかを調査しました。
自動車税の支払いは何が得か。クレカ・コード決済・コンビニ・PayB・インターネット、モバイルバンキング(Pay-easy) キャンペーンを狙えばさらにお得
6/1~TOHOシネマズ「価格改定」で100円値上げへ
≪画像元:TOHOシネマズ≫
TOHOシネマズが、約4年ぶりに「映画観賞料金」の引き上げを実施します。
コスト増や設備投資の負担増による、やむを得ない値上げです。
価格改定は、全国71拠点のTOHOシネマズが対象となります。
次の券種については、6月1日(木)以降、映画観賞料金を100円値上げします。
〈対象券種〉
一般/シニア/レイトショー/ファーストデイ(1日)
シネママイレージデイ(毎週火曜・会員限定)/TOHOウェンズデイ(水曜日)
この他の券種については改定を行わず、これまで通りの料金で鑑賞できます。
基本料金を映画館4社で比較
TOHOシネマズの価格改定を機に、どの映画館がお得なのか調査しました。
今回は、「TOHOシネマズ」の他、「イオンシネマ」「MOVIX」「ユナイテッド・シネマ」をピックアップ。
4社の基本料金とサービスデーの種類・価格について、それぞれ見ていきましょう。
(1) TOHOシネマズ(6/1以降の価格)
基本料金 | |
一般 | 2,000円 |
大学生 | 1,500円 |
高校生/小中学生/幼児(3歳以上) | 1,000円 |
障がい者割引(同伴1名まで) | 1,000円 |
サービスデー | |
ファーストデイ(毎月1日) | 1,300円 |
映画の日(12月1日) | 1,000円 |
TOHOウェンズデイ(毎週水曜日) | 1,300円 |
シネマイレージデイ(毎週火曜・会員限定) | 1,300円 |
シニア割引(60歳以上) | 1,300円 |
auマンデイ ※auスマートパスプレミアム会員・auスマートパス会員(月額48円)が対象 | 一般・大学生:1,100円 高校生以下:900円 |
※TOHOシネマズ上野の、改定後の価格を参考
参照:TOHOシネマズ
値上げを行うこともあり、一般料金は2,000円と4社中もっとも高いです。
ただし、料金を据え置く券種やサービスデーもあるため、大学生以下と割引を活用すれば、これまで通りお得に映画を楽しめます。
また、auスマートパスプレミアム会員・auスマートパス会員の方は、「auマンデイ」の特別価格で利用できる優遇措置も。
初回は30日無料で新規加入できる上に、好きな映画を500円で鑑賞できるクーポンとポップコーンセット500円の特典も用意しています。
(2) イオンシネマ
基本料金 | |
一般 | 1,800円 |
大学生 | 1,500円 |
高校生/小中学生 | 1,000円 |
幼児(3歳以上) | 900円 |
障がい者割引(同伴2名まで) | 1,000円 |
サービスデー | |
ハッピーファースト(毎月1日) | 1,100円 |
映画の日(12月1日) | 1,000円 |
ハッピーマンデー(毎週月曜日) | 1,100円 |
ハッピー55(55歳以上) | 1,100円 |
ハッピーモーニング(平日10時台まで) | 1,300円 |
夫婦50割引(どちらか一人が50歳以上) | 二人で2,200円 |
お客様感謝デー(毎月20・30日) | 1,100円 ※イオンマークのカード決済 |
イオンマークのクレジットカード特典 | カード決済で300円引き ※本人+同伴の大人1名まで |
※イオンシネマ板橋店の価格を参考
参照:イオンシネマ
イオンシネマは、全体的に価格が安く、一般料金は最安の1,800円です。
サービスデーも充実しており、お客様感謝デーやハッピー55など、イオン系列だからこその独自割引も利用できます。
(3) MOVIX
基本料金 | |
一般 | 1,900円 |
大学生 | 1,500円 |
高校生/小中学生/幼児(3歳以上) | 1,000円 |
障がい者割引(同伴2名まで) | 1,000円 |
サービスデー | |
ファーストデイ(毎月1日) | 1,200円 |
映画の日(12月1日) | 1,000円 |
水曜サービスデイ(毎水曜日) | 1,200円 |
シニア割引(60歳以上) | 1,200円 |
ペア50割引(どちら一人が50歳以上) | 二人で2,800円 |
レイトショー(毎日20時以降) | 1,200円 |
※MOVIX新宿ピカデリーの価格を参考
参照:MOVIX
MOVIXの価格は、20時以降お得な「レイトショー」を実施しています。
土日祝日問わず、水曜サービスデーと同じ1,200円で利用できます。
大人の基本料金は税込1,800円。イオンシネマとTOHOシネマズのちょうど真ん中です。
(4) ユナイテッド・シネマ
基本料金 | |
大人 | 1,900円 |
大学生 | 1,500円 |
高校生/小中学生/幼児(3歳以上) | 1,000円 |
障がい者割引 | 1,000円 |
サービスデー | |
ファーストデイ(毎月1日) | 1,200円 |
映画の日(12月1日) | 1,000円 |
水曜サービスデー(毎水曜日) | 1,200円 |
シニア(60歳以上) | 1,200円 |
レイトショー(土曜を除く20時以降) | 1,400円 |
メンバーズカード割引 | 大人:1,500円 大学生:1,400円 高校生~幼児:900円 シニア:1,100円 |
※ユナイテッド・シネマ豊洲の価格を参考
参照:MOVIX
MOVIXの価格はMOVIXとほぼ同じですが、「レイトショー」は200円高く、サービスデーもそこそこです。
ただし、メンバーズカードCLUB-SPICEの会員になると、幼児~シニアまで特別価格で入場できる会員特典を利用できます。
入会手数料は1年間で500円と有料。大人は年に2回映画を見れば元が取れる計算です。
お手頃さは「イオンシネマ」の圧勝
4社の基本料金とサービスデーを比較し、もっともお得感が強いと感じたのは「イオンシネマ」です。
大人・幼児(3歳以上)料金は最安で、サービスデーの種類も豊富。
お得に映画を見るチャンスが多いという点でも、イオンシネマの圧勝でしょう。
イオンマークのクレジットカードも複数あるため、イオンカード会員の方はかなり有利です。
映画は「定価で見ない」工夫を
価格改定により料金が値上げとなったTOHOシネマズも、「auマンデイ」や「ファーストイ」や「TOHOウェンズデイ」など、割引価格で利用できるチャンスはいくつかあります。
その他の映画館も、独自の割引や会員サービスを活用して、話題の映画をお得に鑑賞しましょう。(執筆者: 三木 千奈)
車の運転で楽天ポイントが貯まる「楽天Carアプリ」とは?ポイントの貯め方4つと便利な機能2つを紹介