概要
育児期の女性322名のうち約6割が「育児中に孤独を感じたことがある」と回答した。特に孤独を感じやすいのは、日中に子ども以外と話す機会がない場面で、約7割がこれに該当している。また、「大変なときに一人で対応する」ことも、約5割の人が孤独感の要因として挙げた。
孤独感の頻度については、「月に数回以上」が約8割、「週に数回以上」が約4割、「ほぼ毎日」が約6％と、かなりの割合で日常的に孤独を感じている様子がうかがえる。一方で、約9割の人は「相談できる相手がいる」と回答し、最も多かったのはパートナーと自身の親で、それぞれ約7割に上る。
育児関連のSNSやアプリの利用も活発で、全体の約7割が何らかのサービスを利用しており、中でもInstagramの利用率は約8割と突出している。こうしたオンラインコミュニティは、孤独感の軽減に効果を感じている人も多く、利用者の半数以上が「孤独感が軽減した」と回答。今後求められる支援としては、対面やオンラインで話せる場、共感しあえるコミュニティ、信頼できる情報源、専門家への相談の場といった、心理的・実践的なサポートの仕組みが必要とされていることが明らかになった。
調査項目
● 子育て中の「孤独感」経験有無
● 孤独感を感じた場面
● 孤独感を感じる頻度
● 子育てについての相談相手
● 子育てに関するSNSやアプリの利用経験
● オンライン・対面コミュニティへの需要
詳細なデータを含む、レポート本文はこちら
https://cozre.co.jp/blog/15614（レポートURL）
調査
調査主体：コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法：インターネット・リサーチ
調査対象：長子0歳以上の子を持つ女性
調査期間：2025年6月20日（金）～2025年7月2日（水）
有効回答者数：322名
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