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SLBが2025年第3四半期決算を発表




  • 売上高は89億3,000万ドルで前四半期比4%増、前年同期比3%減


  • GAAPベースの1株当たり利益(EPS)は0.50ドルで前四半期比32%減、前年同期比40%減


  • 特別費用・利益を除くEPSは0.69ドルで前四半期比7%減、前年同期比22%減


  • SLBに帰属する純利益は7億3,900万ドルで前四半期比27%減、前年同期比38%減


  • 調整後EBITDAは20億6,000万ドルで前四半期比横ばい、前年同期比12%減


  • 営業キャッシュフローは16億8,000万ドル、買収関連支払1億5,300万ドルを含むフリーキャッシュフローは11億ドル


  • 四半期配当として1株当たり0.285ドルの現金配当を取締役会が承認

ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --SLB(NYSE:SLB)は、2025年第3・四半期の決算を発表しました。






第3・四半期の業績















































































(単位:100万、1株当たり指標を除く)

3か月間の実績
変化率

2025年9月30日締め

2025年6月30日締め

2024年9月30日締め

前四半期比
前年同期比
売上高


$8,928



$8,546



$9,159



4%



-3%

税引前利益 - GAAPベース


$1,000



$1,285



$1,507



-22%



-34%

税引前利益率 - GAAPベース


11.2%



15.0%



16.5%



-383 bps



-525 bps

SLBに帰属する純利益 - GAAPベース


$739



$1,014



$1,186



-27%



-38%

希薄化後1株当たり利益 - GAAPベース


$0.50



$0.74



$0.83



-32%



-40%









 



 

調整後EBITDA*


$2,061



$2,051



$2,343



0%



-12%

調整後EBITDA利益率*


23.1%



24.0%



25.6%



-92 bps



-249 bps

税引前セグメント営業利益*


$1,626



$1,584



$1,902



3%



-14%

税引前セグメント営業利益率*


18.2%



18.5%



20.8%



-32 bps



-255 bps

SLBに帰属する純利益(特別費用・利益を除く)*


$1,027



$1,016



$1,271



1%



-19%

希薄化後EPS(特別費用・利益を除く)*


$0.69



$0.74



$0.89



-7%



-22%









 



 

地域別売上高






 



 

海外部門


$6,916



$6,847



$7,425



1%



-7%

北米部門


1,930



1,655



1,687



17%



14%

その他


82



44



47



n/m



n/m



$8,928



$8,546



$9,159



4%



-3%










 


SLBは2025年第3四半期にチャンピオンXを買収しました。2025年第3四半期の業績には、買収したチャンピオンX事業の2か月分の活動が反映されており、同事業は5億7,900万ドルの売上高、1億3,900万ドルの調整後EBITDA、1億800万ドルの税引前セグメント営業利益を計上しました。この買収の影響を除くと、SLBの2025年第3四半期における世界全体の売上高は前四半期比2%減、前年同期比9%減となりました。海外の第3四半期売上高は前四半期比1%減、前年同期比9%減、北米の第3四半期売上高は前四半期比7%減、前年同期比9%減となりました。


 


*これらは非GAAPベースの財務指標です。詳細は「特別費用・利益」、「事業部門」、「補足情報」の各セクションを参照してください。


n/m = not meaningful(非適用)







































































































(単位:100万)


3か月間の実績
変化率

2025年9月30日締め

2025年6月30日締め

2024年9月30日締め

前四半期比
前年同期比
部門別売上高








デジタル


$658



$591



$638



11%



3%

貯留層挙動


1,682



1,691



1,823



-1%



-8%

坑井建設


2,967



2,963



3,312



0%



-10%

生産システム


3,474



2,932



3,037



18%



14%

その他


397



583



554



-32%



-28%

消去


(250)



(214)



(205)



n/m



n/m



$8,928



$8,546



$9,159



4%



-3%









 



 

部門別税引前営業利益






 



 

デジタル


$187



$153



$190



22%



-2%

貯留層挙動


312



314



367



-1%



-15%

坑井建設


558



551



714



1%



-22%

生産システム


559



491



518



14%



8%

その他


96



155



188



-38%



-49%

消去


(86)



(80)



(75)



n/m



n/m



$1,626



$1,584



$1,902



3%



-14%









 



 

部門別税引前営業利益率






 



 

デジタル


28.4%



25.9%



29.8%



250 bps



-135 bps

貯留層挙動


18.5%



18.6%



20.1%



-7 bps



-159 bps

坑井建設


18.8%



18.6%



21.5%



22 bps



-273 bps

生産システム


16.1%



16.7%



17.1%



-66 bps



-98 bps

その他


24.2%



26.7%



34.0%



-244 bps



-975 bps

消去


n/m



n/m



n/m



n/m



n/m



18.2%



18.5%



20.8%



-32 bps



-255 bps










 


デジタル部門および生産システム部門の2025年第3四半期の業績には、チャンピオンXの2か月分の活動が反映されており、デジタル部門の売上高を2,000万ドル、生産システム部門の売上高を5億7,500万ドル押し上げました。この買収の影響を除くと、デジタル部門の2025年第3四半期の売上高は前四半期比8%増となり、前年同期比では横ばいでした。一方、生産システム部門の売上高は前四半期比1%減、前年同期比5%減となりました。


 


2025年第3四半期より、SLBはデジタル事業を独立した部門として報告し、アセット・パフォーマンス・ソリューション(APS)、データセンター・ソリューション、SLBキャプチュリ(SLB Capturi)の各事業を「その他」区分に含めて報告することを開始しました。過去の期間についても、当期の表示方法に合わせて組み替えを行っています。


n/m = not meaningful(非適用)


変化し続ける市場環境の中での強靭さ


「第3・四半期の業績は当社の予想どおりの展開となりました。売上高は、2か月分のチャンピオンX(ChampionX)の追加収益、デジタル事業のさらなる成長、中核事業の堅調な業績に支えられ、前四半期比で増加しました。SLBは、供給過多の原油市場、不透明な地政学的環境、そして低調な商品価格という状況下においても、売上高を伸ばしました。


「このような背景のもとで、一部地域が課題に直面しているものの、国際市場は依然として強靭さを示しており、中東およびアジアの複数の国々では堅調な成長が続いています。今後を見据えると、OPECプラス(石油輸出国機構(OPEC)加盟国とOPEC非加盟の主要産油国)による生産量の増加が、SLBが確固たる事業基盤を有している多くの国々での投資を後押しすると見込んでいます」と、SLBのオリビエ・ル・プェッシュ最高経営責任者(CEO)は述べました。


顧客の変化する優先事項に対応するべく整合した生産および回収事業


「業界の経済状況が厳しくなる中で、顧客は、生産・回収ソリューションをこれまで以上に重視し、可能な限り低コストで増分生産量を引き出すことにより減産を補おうとしています。同時に、最も重要な最終投資決定(FID)を加速させ、進行中の開発プロジェクトを推進しています。


「SLBは、地下資源分野での専門知識、生産技術、ポートフォリオ統合力、そしてデジタルおよびAIの能力を活用することで、成熟資産から新たな価値を創出し、結果としてアドレス可能市場を拡大できるという、この変革の過程において顧客を支援する独自の機会を有しています。


「チャンピオンXにより、当社のポートフォリオが強化され、景気変動の影響を受けにくい生産市場でのプレゼンス拡大の価値が改めて示されました。


「私は、生産および回収市場における当社のポジションに自信を持っており、より多くの原油を引き出すために、顧客との協業をさらに深めていくことを楽しみにしています。また、チャンピオンXのチームをSLBに統合するうえで大きな進展が生まれたことを嬉しく思っており、今期における彼らの成果と貢献に心から感謝しています」とル・プェッシュは述べました。


デジタル事業が差別化された成長と利益率を実現


「デジタル事業は引き続き石油・ガス業界の変革を牽引しており、ここ数年、当社において最も急速に成長している事業となっています。私たちは、油田のデジタル化に向けて、モデリングや計画から操業・自動化に至るまで長い道のりを歩んできました。また、デジタル変革こそが、鉱区選定、貯留層管理、炭化水素回収において最高水準の効率性、安全性、そして持続可能性を実現するために不可欠であると認識しています。


「当社はソフトウェア、AI、データ分析、自動化、IoTを活用することで、地球科学者やエンジニアの生産性を高め、操業における効率性と安全性を飛躍的に向上させており、さらに、顧客がより優れた坑井を構築し、より生産性の高い資産を実現できるよう支援しています。その結果、SLBのデジタル・ソリューションは、顧客がイノベーション、効率性、AI導入において優位性を維持するうえで、ますます不可欠な存在となっています。


「当社は、今回初めてデジタル事業を独立した部門として報告しており、SLBが顧客にソリューションを提供している4つの収益カテゴリーである、プラットフォーム&アプリケーション、デジタル・オペレーション、デジタル・エクスプロレーション、プロフェッショナル・サービスの詳細を公表します。


「当社のデジタル事業は、前四半期比および前年同期比のいずれにおいても売上成長を達成しました。この高利益率で成長を続ける事業は、当社の大きな差別化要因であり、この分野における私たちの業界リーダーシップを示しています」とル・プェッシュは述べました。


国際市場が今後の活動回復を主導


「今後を見据えると、供給と需要の均衡が回復する際には、原油生産能力への継続的な投資、ガス拡張プロジェクト、そしてディープウォーター市場に対する前向きな見通しに支えられ、国際市場が活動回復を主導する可能性が高いことが予想されています。SLBは、そのような回復局面の恩恵を受けるのに十分な体制を備えています。


「短期的には、国際市場、デジタル事業、そして買収したチャンピオンX事業の四半期を通したフル活動によって、第4・四半期の売上成長を見込んでいます」とル・プェッシュは締めくくりました。


その他の主な動き


当四半期中、SLBは普通株式320万株を総額1億1,400万ドルで自己株式として買い戻しました。2025年の最初の9か月間では、普通株式6,000万株を総額24億1,000万ドルで買い戻しました。


2025年7月16日、SLBはチャンピオンXの買収を完了しました。統合後のポートフォリオ、技術力、そしてデジタル分野でのリーダーシップにより、SLBは、生産化学品および人工リフトにおける最高水準のワークフロー統合を実現しながら、成長が続く生産・回収市場での事業拡大を通じて、顧客およびステークホルダーに価値を創出できる体制を整えます。


2025年10月16日、SLBの取締役会は、2025年12月3日時点の株主名簿に記載されている株主に対し、発行済普通株式1株当たり0.285ドルの四半期現金配当を2026年1月8日に支払うことを承認しました。


第3・四半期の地域別売上高


第3・四半期の売上高は89億3,000万ドルで、前四半期比4%増となりました。海外部門の売上高は1%増、北米部門の売上高は17%増となりました。これは、買収したチャンピオンX事業の2か月分の業績を反映したものであり、同事業は総額5億7,900万ドルの売上を計上しました(内訳:北米3億8,700万ドル、海外市場1億7,100万ドル)。この買収の影響を除くと、2025年第3・四半期の海外売上高は前四半期比1%減、北米の売上高は前四半期比7%減となりました。海外売上高は、エクアドルにおけるアセット・パフォーマンス・ソリューション(APS)プロジェクトの生産中断によりわずかに減少し、北米の売上高はカナダでのAPSプロジェクト売却により減少しました。




















































(単位:100万)

報告ベース3か月間の実績
変化率

2025年9月30日締め

2025年6月30日締め

2024年9月30日締め

前四半期比
前年同期比
北米部門


$1,930



$1,655



$1,687



17%



14%

中南米


1,482



1,492



1,689



-1%



-12%

欧州・アフリカ*


2,434



2,369



2,434



3%



0%

中東・アジア


3,000



2,986



3,302



0%



-9%

消去など


82



44



47



n/m



n/m



$8,928



$8,546



$9,159



4%



-3%









 



 

海外部門


$6,916



$6,847



$7,425



1%



-7%

北米部門


$1,930



$1,655



$1,687



17%



14%










 


*ロシアおよびカスピ海地域を含みます


n/m = not meaningful(非適用)


以下の表および解説は、チャンピオンXが2024年1月1日に買収されたと仮定したプロフォーマ・ベースで示しています。




















































(単位:100万)

プロフォーマ3か月間の実績
変化率

2025年9月30日締め

2025年6月30日締め

2024年9月30日締め

前四半期比
前年同期比
北米部門


$2,134



$2,219



$2,240



-4%



-5%

中南米


1,507



1,568



1,758



-4%



-14%

欧州・アフリカ*


2,462



2,456



2,535



0%



-3%

中東・アジア


3,032



3,075



3,398



-1%



-11%

消去など


94



80



83



n/m



n/m



$9,229



$9,398



$10,014



-2%



-8%









 



 

海外部門


$7,001



$7,099



$7,691



-1%



-9%

北米部門


$2,134



$2,219



$2,240



-4%



-5%










 


*ロシアおよびカスピ海地域を含みます


n/m = not meaningful(非適用)


海外部門


中南米のプロフォーマ売上高は15億1,000万ドルで、前四半期比4%減となりました。ガイアナでの洋上掘削活動の増加が見られたものの、エクアドルでのパイプライン障害による生産停止に伴うAPS収益の減少や、アルゼンチンでの掘削およびフラクチャリング活動の減少がその影響を上回りました。


前年同期比では、プロフォーマ売上高が14%減少しました。これは主に、メキシコでの陸上掘削活動の大幅な減少と、エクアドルにおけるAPS収益の減少が要因です。


欧州・アフリカのプロフォーマ売上高は24億6,000万ドルで前四半期比横ばいとなりました。サブサハラ・アフリカおよびスカンジナビア沖での活動の改善は、欧州および北アフリカでの活動低下によって相殺されました。


前年同期比では、プロフォーマ売上高が3%減少しました。北アフリカ、欧州、アゼルバイジャンでの活発な活動が見られたものの、アンゴラ沖ならびに中部・東アフリカでの深海活動の減少がその増加分を上回りました。


中東・アジアのプロフォーマ売上高は30億3,000万ドルで、前四半期比で1%減少しました。イラク、オマーン、アラブ首長国連邦、エジプト、インド、東アジア、インドネシア、中国、オーストラリアでの活発な活動が見られたものの、サウジアラビアでの活動減少がそれを上回りました。


前年同期比では、プロフォーマ売上高は11%減少しました。アラブ首長国連邦、イラク、クウェート、オマーン、中国での収益増加が見られたものの、サウジアラビアでの活動大幅減がそれを上回りました。オーストラリアおよび東アジアでも減少が見られました。


北米


北米のプロフォーマ売上高は21億3,000万ドルで、前四半期比4%減少しました。これは、カナダにおけるパリサー・プロジェクトの持分売却に伴う9,700万ドルのAPS収益消失に加え、リグ稼働数の減少による米国本土での活動低下が要因です。これらの減少は、洋上でのデジタル・エクスプロレーションの増加およびデータセンター・ソリューションによる収益増加によって一部相殺されました。


前年同期比では、プロフォーマ売上高が5%減少しました。これは、カナダにおけるAPSプロジェクトの売却および米国本土での陸上掘削活動の急減によるもので、データセンター・ソリューションの成長により一部相殺されました。


第3・四半期の部門別業績


デジタル
























































(単位:100万)


3か月間の実績
変化率

2025年9月30日締め

2025年6月30日締め

2024年9月30日締め

前四半期比
前年同期比
売上高








海外部門


$500



$462



$509



8%



-2%

北米部門


156



126



128



24%



22%

その他


2



3



1



n/m



n/m



$658



$591



$638



11%



3%









 



 

税引前営業利益


$187



$153



$190



22%



-2%

税引前営業利益率


28.4%



25.9%



29.8%



250 bps



-135 bps









 



 

調整後EBITDA*


215



186



229



16%



-6%

調整後EBITDA利益率*


32.7%



31.5%



35.9%



123 bps



-322 bps










 


*これらは非GAAP(会計基準)財務指標です。詳細については、「補足情報」セクションの調整表をご参照ください。


n/m = not meaningful(非適用)











































(単位:100万)


3か月間の実績
変化率
売上高2025年9月30日締め

2025年6月30日締め

2024年9月30日締め

前四半期比
前年同期比









 
プラットフォーム&アプリケーション


$273



$266



$262



3%


 


4%

デジタル・オペレーション


131



94



89



39%


 


47%

デジタル・エクスプロレーション


80



63



111



28%


 


-28%

プロフェッショナル・サービス


174



168



176



3%


 


-1%



$658



$591



$638



11%


 


3%










 
デジタル部門の2025年第3四半期の業績には、チャンピオンXの2か月分の活動が含まれており、デジタル部門の売上高を2,000万ドル押し上げました。


デジタル部門の売上高は6億5,800万ドルで、前四半期比11%増となりました。これは、チャンピオンXの影響および有機的成長を反映したデジタル・オペレーションの売上増加に加え、デジタル・エクスプロレーションの大幅な伸び、さらにプラットフォーム&アプリケーションの売上増加によるものです。


前年同期比では、デジタル部門の売上高が3%増加しました。これは、有機的成長およびチャンピオンXの影響を反映したデジタル・オペレーションの力強い伸びに加え、プラットフォーム&アプリケーションの売上増加によるものであり、デジタル・エクスプロレーションの売上減少により一部相殺されました。


2025年9月30日時点におけるデジタル部門の年間経常収益(ARR)は9億2,600万ドルとなり、前年同期の8億6,900万ドルから増加しました。


デジタル部門の税引前営業利益率は28%となり、前四半期比で250ベーシスポイント(bps)拡大しました。利益率の改善は、デジタル・エクスプロレーションの活発な活動、デジタル・オペレーションの力強い売上成長、およびプラットフォーム&アプリケーションの売上増加によるものです。


前年同期比では、デジタル・エクスプロレーションの売上が大幅に減少したことにより、税引前営業利益率は135bps低下しましたが、デジタル・オペレーションおよびプラットフォーム&アプリケーションにおける収益性の改善によって一部相殺されました。


デジタル部門を構成する収益カテゴリーの説明については、「補足情報」(質問11)をご参照ください。2025年の最初の9か月間および2024年の最初の9か月間におけるデジタル部門の売上高、税引前営業利益、および調整後EBITDAについては質問12をご参照ください。ARR(年間経常収益)の定義については質問13をご参照ください。


貯留層挙動
























































(単位:100万)


3か月間の実績
変化率

2025年9月30日締め

2025年6月30日締め

2024年9月30日締め

前四半期比
前年同期比
海外部門








北米部門


$1,536



$1,541



$1,676



0%


 


-8%

その他


143



148



145



-3%


 


-1%

海外部門


3



2



2



n/m


 


n/m



$1,682



$1,691



$1,823



-1%


 


-8%









 


 


 

税引前営業利益


$312



$314



$367



-1%


 


-15%

税引前営業利益率


18.5%



18.6%



20.1%



-7 bps


 


-159 bps









 


 


 

調整後EBITDA*


422



421



464



0%


 


-9%

調整後EBITDA利益率*


25.1%



24.9%



25.4%



22 bps


 


-34 bps










 


*これらは非GAAP(会計基準)財務指標です。詳細については、「補足情報」セクションの調整表をご参照ください。


n/m = not meaningful(非適用)


貯留層挙動の売上高は16億8,000万ドルで、前四半期比で1%減少しました。欧州・アフリカでの活動増加が見られたものの、サウジアラビアにおける介入および刺激活動の減少を主因とする中東・アジアでの売上減少がそれを上回りました。


前年同期比では、売上高が8%減少しました。これは主に、サウジアラビアおよびメキシコでの活動減少によるものであり、これらの減少は、アルゼンチン、アラブ首長国連邦、クウェート、カタールでの活発な活動によって一部相殺されました。


貯留層挙動部門の税引前営業利益率は19%で、前四半期比ではほぼ横ばいとなり、前年同期比では評価および介入分野での収益性低下により159bps縮小しました。


坑井建設
























































(単位:100万)


3か月間の実績
変化率

2025年9月30日締め

2025年6月30日締め

2024年9月30日締め

前四半期比
前年同期比
売上高








海外部門


$2,371



$2,394



$2,675



-1%


 


-11%

北米部門


527



512



581



3%


 


-9%

その他


69



57



56



n/m


 


n/m



$2,967



$2,963



$3,312



0%


 


-10%









 


 


 

税引前営業利益


$558



$551



$714



1%


 


-22%

税引前営業利益率


18.8%



18.6%



21.5%



22 bps


 


-273 bps









 


 


 

調整後EBITDA*


728



720



875



1%


 


-17%

調整後EBITDA利益率*


24.5%



24.3%



26.4%



25 bps


 


-189 bps










 


*これらは非GAAP(会計基準)財務指標です。詳細については、「補足情報」セクションの調整表をご参照ください。


n/m = not meaningful(非適用)


坑井建設の売上高は29億7,000万ドルで、前四半期比で横ばいとなりました。ガイアナ沖および北米での売上増加に加え、イラク、オマーン、アジアでの陸上活動の増加が見られたものの、サウジアラビア、アルゼンチン、カタール、アラブ首長国連邦での掘削活動の減少によって相殺されました。


前年同期比では、メキシコ、サウジアラビア、ナミビア、北米、アジア全域での掘削活動の大幅な減少により、売上高が10%減少しました。これらの減少は、アラブ首長国連邦、ガイアナ、北アフリカ、イラク、クウェートでの堅調な業績によって一部相殺されました。


坑井建設の税引前営業利益率は19%で、前四半期比では22bps上昇しましたが、前年同期比では273bps低下しました。前年同期比での利益率の縮小は、北米および複数の国際市場での広範な活動減少が主な要因です。


生産システム

























































(単位:100万)

報告ベース3か月間の実績
変化率

2025年9月30日締め

2025年6月30日締め

2024年9月30日締め

前四半期比
前年同期比
売上高








海外部門


$2,440



$2,243



$2,373



9%


 


3%

北米部門


1,008



$685



$657



47%


 


54%

その他


26



$4



$7



n/m


 


n/m



$3,474



$2,932



$3,037



18%


 


14%









 


 


 

税引前営業利益


$559



$491



$518



14%


 


8%

税引前営業利益率


16.1%



16.7%



17.1%



-66 bps


 


-98 bps









 


 


 

調整後EBITDA*


690



582.137



610



18.5%


 


13%

調整後EBITDA利益率*


19.9%



19.9%



20.1%



0 bps


 


-22 bps










 


*これらは非GAAP(一般に認められた会計原則)財務指標です。詳細については、「補足情報」セクションの調整表をご参照ください。


n/m = not meaningful(非適用)


生産システム部門の報告ベースの売上高は34億7,000万ドルで、前四半期比で18%、前年同期比で14%増加しました。これは、買収したチャンピオンXの生産化学品および人工リフト事業の2か月分の業績を反映しており、同事業は5億7,500万ドルの売上高と1億600万ドルの税引前営業利益を計上しました。この買収の影響を除くと、生産システム部門の2025年第3・四半期の売上高は前四半期比1%減、前年同期比5%減となりました。


生産システム部門の税引前営業利益率は16%で、前四半期比で66bps、前年同期比で98bps低下しました。前四半期比での利益率低下は、坑井仕上げにおける地域構成の悪化および海底分野での利益率低下が主な要因です。前年同期比での利益率低下は、主に地上生産システムおよび坑井仕上げに影響を及ぼした地域構成の悪化によるものでした。これらの減少は、チャンピオンXによる利益率の上乗せ効果によって一部相殺されました。


以下の表および解説は、チャンピオンXが2024年1月1日に買収されたと仮定したプロフォーマ・ベースで示しています。


































(単位:100万)

プロフォーマ3か月間の実績
変化率

2025年9月30日締め

2025年6月30日締め

2024年9月30日締め

前四半期比
前年同期比
売上高








海外部門


$2,527



$2,496



$2,639



1%


 


-4%

北米部門


1,211



1,247



1,206



-3%


 


0%

その他


36



38



42



n/m


 


n/m



$3,774



$3,780



$3,887



0%


 


-3%


生産システム部門のプロフォーマ売上高は37億7,000万ドルで、前四半期比で横ばいとなりました。バルブおよび生産化学品の販売増加は、坑井仕上げの販売減少によって相殺されました。


前年同期比では、プロフォーマ売上高が3%減少しました。これは、海底生産システム、坑井仕上げ、地上生産システムの販売減少によるものであり、人工リフトおよび生産化学品の販売増加によって一部相殺されました。


その他の事業


2025年第3・四半期より、SLBはAPS、データセンター・ソリューション、およびSLBキャプチュリ(SLB Capturi)を「その他」の区分で報告することを開始しました。過去の期間についても、当期の表示方法に合わせて組み替えを行っています。


売上高は3億9,700万ドルで、前四半期比32%、前年同期比28%減少しました。これは、カナダにおけるパリサー資産の持分売却に伴うAPS収益の減少に加え、エクアドルでのパイプライン損傷による1か月間の生産中断が影響したものです。これらの売上減少は、データセンター・ソリューションの売上増加によって一部相殺されました。同分野の売上は前四半期比で26%、前年同期比で98%増加しました。


税引前営業利益は9,600万ドルで、前四半期比および前年同期比のいずれにおいても減少しました。これは、カナダでのAPSプロジェクトの売却およびエクアドルでの生産中断に伴うAPS収益の減少によるものです。


四半期ハイライト


中核事業


契約獲得


SLBは、中核事業における強みを活かした新規契約を引き続き獲得しています。主なハイライトは以下のとおりです。



  • ブラジル沖において、SLBは戦略的に重要なサントス盆地で最大35本の超深海井戸に対し、サービスおよび技術を提供する大型契約をペトロブラス(Petrobras)から受注しました。本プロジェクトの一環として、SLBは高度な電動完了技術およびデジタル・ソリューションを導入し、正確でリアルタイムな生産インテリジェンスと改善された貯留層管理を提供することで、価値が高くアクセスが困難な資源の最適な生産を実現します。





  • ノルウェー沖では、SLBのOneSubsea™がエクイノール(Equinor)から、Fram Sør油田における12坑井の全電動式海底生産システムに関する設計・調達・建設(EPC)契約を受注しました。この受注は、エクイノールとSLB OneSubseaが共同でプロジェクトを具体化した、1年間にわたる協働的なフロントエンド設計フェーズを経て、開発計画およびFIDに至った結果として締結されたものです。その結果生じるEPC業務の一環として、SLB OneSubseaは4基の海底テンプレートおよび12基の全電動式海底ツリーを提供します。これにより、ホストプラットフォームから供給される油圧作動液が不要となり、トップサイド(上部設備)での改修作業を最小限に抑えることができます。





  • ウズベキスタンでは、復興開発基金の下に設置されたプロジェクトオフィスであるYangi Konが、統合型坑井建設に関する契約をSLBに授与しました。契約範囲には、ウズベキスタン国内で最も深い高圧・高温井となる深度7,500メートルの掘削が含まれており、2025年第4・四半期に完了する予定です。SLBはリグを提供するとともに、方向性掘削、掘削中検層、ワイヤーラインおよび試験、セメンチング、掘削・仕上げ流体、坑口装置などの主要サービスを提供します。このプロジェクトには、アクセス道路や水井戸など、必要なインフラ整備もすべて含まれています。





  • コロンビアでは、SLBが最近買収したチャンピオンXを通じて、エコペトロール(Ecopetrol)から「Oil Lift™」技術を導入するための6年間の契約を受注しました。本契約の下、SLBはプロギングキャビティポンプ、ドライブヘッド、およびロッドロックの優先サプライヤーとなります。この受注は、SLBの人工リフト・ソリューションの高品質と高い信頼性が評価され、エコペトロールの信頼を獲得した結果です。この契約により、SLBは主要事業者との関係を通じて地域での地位を強化し、エコペトロールの長期的な生産目標を支援するための追加技術導入への道を開きます。





  • インドでは、SLBが最近買収したチャンピオンXを通じて、エッサール(Essar)から100基のOil Liftプロギングキャビティポンプを供給する発注を受けました。この受注は、SLBが技術的要件と商業的期待の双方を満たす、高品質で信頼性の高い人工リフト・ソリューションを提供できる能力を示すものです。


テクノロジーとイノベーション


当四半期における注目すべき技術の導入および展開は以下のとおりです。



  • SLBは、無線貯留層監視ソリューションの世界的リーダーであるRESMANエナジー・テクノロジー(RESMAN Energy Technology)を買収するための最終契約を締結したと発表しました。RESMANの先進的な化学トレーサーは、貯留層および坑井内における水、ガス、原油、CO2の流動を極めて高い精度で追跡し、生産および回収の最適化に向けた重要なインサイトを提供します。RESMANの最先端トレーサー技術により、オペレーターは操業を中断することなく貯留層内の流動を監視でき、1兆分の1レベルという卓越した検出精度を実現します。これらのインサイトは、石油・ガス、CO2貯留、地熱などの分野における坑井性能および貯留層モニタリングにおいて極めて重要であり、オペレーターが生産性を高め、回収効率を向上させるのに役立ちます。





  • SLBは、あらゆる坑井条件下でより効率的かつ信頼性の高い地層評価測定を可能にするOnWave™自律型検層プラットフォームを発表しました。この画期的な技術は、ワイヤーライン装置やケーブルを使用することなく、坑井内で複数の高精度測定データを自律的に取得します。OnWaveプラットフォームのケーブルレス設計により、従来のワイヤーライン・プラットフォームと比べて展開時間を半分以下に短縮できるうえ、検層作業中もドリルパイプの回転や泥水循環を可能にし、坑井の安全性を高めるとともにスタックパイプの発生を最小限に抑えます。





  • ノルウェーでは、同国で2番目に大きいガス田であるシェル(Shell)のオルメン・ランゲ油田において、SLB OneSubseaの海底圧縮システムが稼働を開始しました。このOneSubsea圧縮システムにより、オルメン・ランゲ油田のオペレーターであるシェルは、欧州向け輸出用として300億~500億立方メートルの追加ガス埋蔵量を開発できる見通しです。オルメン・ランゲ第3フェーズ・プロジェクトは、海面下900メートル超という世界最深の海底圧縮システム設置記録を樹立しました。生産されたガスは120キロメートル離れたニューハムナ(Nyhamna)ガス処理施設に送られる予定で、これも最長距離の海底ステップアウトとして新たな記録となります。





  • オマーンでは、SLBとペトロリアム・ディベロップメント・オマーン(PDO)が、タイトな砕屑岩層における同国最長の水平坑井で、統合型刺激ソリューションを活用して生産性を向上させました。傾斜孔ファインダーおよびツールタクシーを用いることで、精密なワイヤーラインであるThruBit Dipole™音響サービスの展開とデータ取得を実現し、対象となる貯留層区間の検層を行って、重要な応力および地質力学データを取得しました。Now™高速解析製品群のうち「Acoustics Now」を活用することで、フラクチャリング段階設計の最適化に向けたほぼリアルタイムの解析を実現しました。最終3段にBroadBand Sequence™フラクチャリング・サービスを含む計8段の設計を実施し、100%の配置を達成するとともに、計画より26.5日早く坑井を完了しました。また、清掃作業の予備対応や再フラクチャリング作業を不要にしたことで、推定50トンのCO2排出量と4,500バレルの水使用量を削減しました。PDOは今後の坑井でもこの成功事例を再現する計画です。





  • さらにオマーンでは、bpとSLBが、ブロック61ガス田の複数の層において、カスタマイズ可能な流路型フラクチャリング技術Hiway Flex™を導入しました。スクリーンアウトが発生しやすい厳しい環境向けに設計されたこのフラクチャリング技術は、プロッパント配置効率を向上させ、スタンバイのコイルドチュービング装置を使用する必要をなくしました。この導入により、坑井介入コストの明確な削減と操業信頼性の向上が実現しました。初期のフローバックおよび生産データでは、貯留層接触面積とフラクチャー伝導性の向上が示されており、処理を行った坑井では、従来手法を用いた隣接坑井と比較して50%以上多いガス産出量が確認されています。





  • ガイアナ沖では、SLBとエクソンモービル・ガイアナ(ExxonMobil Guyana Limited:EMGL)が、集中的サンプリングのためのOra™プローブを7月に初めて導入しました。Oraプラットフォームは複雑な環境下でも汚染のないサンプルを採取することに成功し、クリーンアップ時間を平均3時間から1時間未満に短縮しました。これにより、リグ稼働時間を削減するとともに、スタックリスクを低減しました。EMGLはまた、PressureXpress™貯留層圧力測定サービスおよびSLBのインテリジェント・プレテスティング・デジタル・ソリューションを導入しました。これらはAIによる自動化技術を活用し、圧力取得効率を50%向上させました。これらのソリューションを組み合わせることで、リグ稼働時間を10時間以上削減し、同地域における地層サンプリング・ワークフローの有効な選択肢であることが実証されました。


デジタル


SLBは、デジタル技術を大規模に展開し、顧客と協業して技術やワークフローのクラウド移行を支援するとともに、AIを活用した新たな機能を導入し、インサイトを活かすことで業績向上を実現しています。主な取り組み事例は以下のとおりです。



  • アブダビでは、SLBとAIQが緊密に連携し、ADNOC(アブダビ国営石油会社)の地下資源オペレーション全体におけるAIQのエージェンティックAIソリューション「ENERGYai」の継続的な開発および導入を推進します。ENERGYaiは、大規模言語モデル(LLM)技術と最先端のエージェンティックAIを組み合わせており、ADNOCの上流バリューチェーン全体にわたる特定のワークフロー向けに学習されています。AIQとSLBは、地質、地震探査、貯留層モデリングなどを含むADNOCの地下資源オペレーション全体において、新たなエージェンティックAIワークフローを共同で設計・導入します。この取り組みは、SLBのLumi™データ&AIプラットフォームとその他のデジタル技術によって支えられます。





  • SLBと、浮体式生産・貯蔵・積出設備(FPSO)ソリューションの世界的リーダーであるSBMオフショア(SBM Offshore)は、洋上生産システムの性能最適化を目的とした独占的デジタルアライアンスを締結することを発表しました。このアライアンスにより、SLBの地下資源、海底、地上における生産および回収に関するデジタル技術と専門知識が、SBMオフショアのデジタルおよびFPSOライフサイクルの能力と統合されます。両社はそれぞれのデジタル技術を活用し、AIを基盤としたデジタル・エコシステムを構築することで、FPSOのデジタル資産管理を強化し、稼働率の向上および洋上オペレーターの総保有コストの削減を実現します。このデジタル・エコシステムは、SBMオフショアの運用ワークフロー、データ、およびライフサイクルに関する専門知識を、SLBのデジタル技術と統合します。これには、SLBのLumiデータ&AIプラットフォームの一部であり、コグナイト・データ・フュージョン(Cognite Data Fusion)によって支えられたOptiSite™ソリューションも含まれます。





  • SLBは、坑井介入分野を専門とするエネルギー業界向けクラウドベース・ソフトウェア企業のリーディングカンパニーであるStimline Digital ASを買収しました。Stimline DigitalのIDEX™プラットフォームは、オペレーターに強力なビジュアライゼーション機能とコラボレーション環境を提供し、坑井介入作業の計画および実行を最適化します。IDEXプラットフォームをSLBのデータ環境に統合することで、計画およびモデリングのための高度な介入アプリケーションが提供され、オペレーターはデータに基づくインテリジェントなワークフローを構築できるようになります。これにより、坑井介入作業における一貫性、効率性、パフォーマンスがさらに向上します。





  • SLBとトタルエナジーズ・アンゴラ(TotalEnergies Angola)は、Block 17/06の深海掘削リグから初の自律型掘削システムをアンゴラ沖にて導入しました。その結果、掘削速度が向上し、ダウンリンクの回数が減少、2つの掘削セクションで合計32時間のリグ稼働時間を節約できる可能性が示されました。このシステムは、DrillPlan™およびDrillOps™ソリューション、Neuro™自律型方位掘削システム、Presspro RT™ソフトウェアを統合し、継続的なフィードバック・ループを構築しました。これにより、掘削条件の変化に応じて掘削パラメータを自動的に推奨できるようになっています。このシステムは、掘削軌道の制御を改善し、トリッピング(掘削具の出し入れ)、孔内清掃、トルクおよびドラッグの追跡を最適化しました。より迅速で的確な意思決定とシームレスなリモート協業により、この掘削作業は効率と性能の両面で新たな基準を打ち立てました。





  • ノルウェーでは、SLBが国有企業ペトロ(Petoro)から、生成AIを活用して掘削リソースをより最適化するための契約を受注しました。この取り組みでは、短期および長期の油田開発計画を統合し、より効率的なリソース配分を実現します。このソリューションは、SLBのInnovation Factori™ AIコラボレーション・ワークスペースを通じて提供され、FDPlan™アジャイル油田開発計画ソリューションとLumiデータ&AIプラットフォーム上のドメインAIモデルを組み合わせて活用しています。構造化データおよび非構造化データの抽出を自動化することで、この統合アプローチは意思決定を強化し、油田全体のパフォーマンスを向上させます。





  • インドネシアでは、SLBがメドコ・エナジー(MedcoEnergi)から契約を受け、Lumiデータ&AIプラットフォームを通じて、先進的なAI、生成AI、および機械学習機能を導入することになりました。このオープン・プラットフォームは、SLBおよびサードパーティの技術を統合し、データドリブンなインサイトの創出、日常業務の自動化、そして複雑なデータセット内における新たなトレンドの特定を可能にします。Lumiプラットフォームおよびデータイク(Dataiku)のデータサイエンス技術を活用することで、メドコ・エナジーはイノベーションを促進し、業務の俊敏性を高め、長期的な競争力の強化を図る体制を整えています。





  • クウェートでは、SLBがクウェート石油会社(KOC)から、探鉱および開発に関するコンサルティングサービスを提供するための5年間のマスターサービス契約を受注しました。SLBは、生産最適化および貯留層性能向上のための生成AIを含む先進的なデジタルソリューションを導入し、意思決定の迅速化、業務効率の向上、そしてデジタル統合型の未来を見据えたKOCの戦略的ビジョンの実現を支援します。





  • オランダでは、SLBとEnergie Beheer Nederland(EBN)が、Lumiデータ&AIプラットフォームを活用するための3年間の契約を締結しました。Lumiプラットフォームは、エネルギー企業によるデータ活用のあり方を変革し、信頼性の高いインテリジェンスと実行可能なインサイトを提供することで、効率性と業績の向上を実現します。EBNは、オランダにおける持続可能で信頼性が高く、かつ手頃なエネルギー供給の実現に取り組んでおり、Lumiプラットフォームのようなデジタル技術が、イノベーションと効率性を促進することでその実現を支えています。





  • 米国では、SLBがヒューストンに本社を置くグローバル独立系エネルギー企業と提携し、OptiSite施設・機器・パイプライン向けソリューションを導入することになりました。AIとデジタルツインを活用したこれらのソリューションは、生産オペレーションにこれまでにない可視性をもたらし、ユーザーの役割や責任に応じた自動化されたデータドリブンなインサイトを提供します。OptiSiteソリューションは、SLBの「Operations Data Foundation」に基づき、コグナイト・データ・フュージョンによって稼働しています。この取り組みにより、顧客施設の稼働時間と安全性が即座に向上するとともに、自律運転を通じてパイプラインのスループット性能を高めるためのAI、クラウド、およびエッジ技術の統合活用に向けた道が開かれます。


ニュー・エナジー


SLBは、以下に示す革新的な技術および戦略的パートナーシップを通じて、低炭素エネルギーシステムへの世界的な移行に引き続き取り組んでいます。



  • 北海において、SLBは、BP、エクイノール、トタルエナジーズによる法人化されたジョイントベンチャー「ノーザン・エンデュランス・パートナーシップ」から、炭素貯留サイト開発に関する技術およびサービス契約を受注しました。SLBは、炭素貯留サイトの開発向けに特別に設計・認定された技術を含むSequestri™炭素貯留ソリューション群を導入し、6本の炭素貯留井を建設します。本プロジェクトの範囲には、掘削、測定、セメンチング、流体管理、坑井仕上げ、ワイヤライン、およびポンピングサービスが含まれます。


財務諸表


要約連結損益計算書

















































































(単位:100万、1株当たり金額を除く)








 

第3四半期
9か月累計
9月30日締め


2025年



2024年



2025年



2024年








 
売上高


$8,928



$9,159



$25,963



$27,005

利息およびその他の収入(1)


78



96



408



265

費用






売上原価(1)


7,370



7,237



21,185



21,506

研究開発費


170



187



522



557

一般管理費


72



90



256



305

合併および統合関連費用(1)


143



33



226



60

リストラクチャリングその他の費用(1)


109



65



402



176

支払利息


142



136



432



381

税引き前利益(1)


$1,000



$1,507



$3,348



$4,285

税金費用(1)


226



289



697



824

純利益(1)


$774



$1,218



$2,651



$3,461

非支配持分に帰属する純利益(1)


35



32



101



95

SLBに帰属する純利益(1)


$739



$1,186



$2,550



$3,366








 
希薄化後1株当たりSLB利益(1)


$0.50



$0.83



$1.80



$2.34








 
発行済平均株式数


1,471



1,417



1,396



1,425

希薄化後発行済平均株式数


1,488



1,432



1,414



1,441








 
減価償却費および償却費(費用に含まれる)(2)


$638



$640



$1,911



$1,871







(1)



詳細は「特別費用・利益」セクションをご参照ください。


(2)



固定資産の減価償却および、無形資産、探鉱データコスト、APS投資の償却を含みます。


要約連結貸借対照表





















































































(単位:100万)




 

2025年
2024年
資産の部


9月30日締め



12月31日締め

流動資産


現金および短期投資


$3,585



$4,669

売掛金


9,101



8,011

棚卸資産


5,321



4,375

その他の流動資産


1,461



1,515



19,468



18,570

関連会社への投資


1,691



1,635

有形固定資産


7,999



7,359

のれん


17,007



14,593

無形資産


5,089



3,012

その他の資産


3,839



3,766



$55,093



$48,935




 
負債および資本の部


流動負債


買掛金および未払金


$10,857



$10,375

法人所得税に係る引当負債


814



982

短期借入金および長期債務のうち1年以内返済分


1,923



1,051

未払配当金


443



403



14,037



12,811

長期債務


10,843



11,023

その他の負債


3,291



2,751



28,171



26,585

資本


26,922



22,350



$55,093



$48,935


流動性















































































































































(単位:100万)
流動性の内訳2025年9月30日締め

2025年6月30日締め

2024年9月30日締め

2024年12月31日締め
現金および短期投資


$3,585



$3,747



$4,462



$4,669

短期借入金および長期債務の流動部分


(1,923)



(2,807)



(1,059)



(1,051)

長期債務


(10,843)



(10,891)



(11,864)



(11,023)

純有利子負債(1)


$(9,181)



$(9,951)



$(8,461)



$(7,405)








 
流動性の変動の詳細は以下のとおりです:













 
















9月30日締め


2025年 9か月 累計



2025年 第三 四半期



2024年 9か月 累計








 
純利益


$2,651



$774



$3,461

棚卸資産の購入に関する公正価値調整の償却


66



66



-

APSプロジェクト売却益


(149)



-



-

持分法適用会社投資の減損


121



52



-

減価償却費および償却費


1,911



638



1,871

株式報酬費用


257



89



244

運転資本の変動


(1,273)



128



(1,495)

その他


(100)



(65)



131

営業活動によるキャッシュフロー


$3,484



$1,682



$4,212








 
設備投資


(1,178)



(409)



(1,322)

APS投資


(312)



(87)



(390)

探鉱データ資産計上


(168)



(85)



(141)

フリーキャッシュフロー(3)


1,826



1,101



2,359








 
配当金の支払い


(1,176)



(403)



(1,144)

自社株買いプログラム


(2,414)



(114)



(1,236)

従業員持株プランからの収入


230



117



244

APSプロジェクト売却による収入


338



-



-

チャンピオンXの掘削技術事業売却による収入


286



286



-

事業買収および投資(取得現金控除後)


(144)



(97)



(552)

チャンピオンX買収に伴い引き受けた純有利子負債


(133)



(133)



-

Blue Chipスワップ証券の購入


(167)



(44)



(136)

Blue Chipスワップ証券の売却による収入


144



42



92

株式報酬の純決済に伴う納税額


(61)



(6)



(86)

その他


(34)



(3)



27

外国為替変動の影響を除く純有利子負債の(増加)減少


(1,305)



746



(432)

純有利子負債に対する為替変動の影響


(471)



24



(53)

純有利子負債の(増加)減少


(1,776)



770



(485)

期首の純有利子負債


(7,405)



(9,951)



(7,976)

期末の純有利子負債


$(9,181)



$(9,181)



$(8,461)









(1)



「純有利子負債(Net Debt)」は、総有利子負債から現金および短期投資を差し引いたものです。経営陣は、純有利子負債が、債務返済に充てることが可能な現金および投資を反映することで、SLBの債務水準に関して投資家および経営陣に有用な情報を提供すると考えています。純有利子負債は、GAAP(一般に認められた会計原則)に基づかない財務指標であり、総負債の代替または優越するものとしてではなく、加えて考慮されるべきものです。


(2)



この項目には、有形固定資産の減価償却費、無形資産の償却費、探鉱データ費用およびAPS投資の償却が含まれます。


(3)



「フリーキャッシュフロー(Free cash flow)」は、営業活動によるキャッシュフローから設備投資、APS投資、探鉱データ費用の資産計上額を差し引いたものです。経営陣は、フリーキャッシュフローを会社の重要な流動性指標と見なしており、SLBがキャッシュを創出する能力を測る指標として、投資家および経営陣にとって有用であると考えています。事業上の必要性および義務が満たされた後、このキャッシュは、将来の成長のための再投資や、配当金の支払いまたは自社株買いによって株主に還元するために使用される可能性があります。なお、フリーキャッシュフローは、裁量的支出に利用可能な残余キャッシュフローを表すものではありません。フリーキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローと併せて考慮すべき非GAAP財務指標です。フリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、営業活動によるキャッシュフローの代替やそれに優先するものではなく、補足的に考慮すべき指標です。


Contacts


Investors
James R. McDonald — SVP, Investor Relations &Industry Affairs, SLB

Joy V. Domingo — Director of Investor Relations, SLB

Tel: +1 (713) 375-3535

investor-relations@slb.com


Media
Josh Byerly — SVP of Global Communications, SLB

Moira Duff — Director of External Communications, SLB

Tel: +1 (713) 375-3407

media@slb.com


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