米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- グローバルなクラウド主導データ中心ソフトウエア企業のネットアップ(NASDAQ: NTAP)は本日、当社がフィラミントを買収したと発表しました。フィラミントはベンチャーの支援を受けた企業として革新的なCloudOps(クラウド運用)自動化技術を手掛けており、顧客があらゆるクラウド内でコーディングをほとんどあるいはまったく行わずにワークフローをセキュアに構築・実行・管理・分析できるようにしています。この買収の財務面の詳細は公表していません。
クラウドへの移行を進める組織やクラウドで運用している組織は、その組織のインフラを迅速に運用するとともにコーディングできなければなりません。アプリケーションは、その組織のクラウド環境におけるサービスやワークフローと統合する必要があります。サービスやワークフローの数が増えるにつれ、そうした統合業務や自動化を開発・維持しようとすると、すぐにコストが増え、複雑化して時間がかかり、サイト信頼性エンジニアリング(SRE)のリソースが必要となります。フィラミントはこうした課題にクラウド自動化のための同社の革新的なローコード/ノーコード技術で対処することで、組織のクラウド事業の拡張・最適化・維持をほんのわずかのコストで行うためのDevOps(デブオプス)やSREを実現します。
ネットアップのパブリック・クラウド・サービス担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのアンソニー・ライは、次のように語っています。「ネットアップがクラウドのリーダー企業としての地位を一貫して確立してきた中で、フィラミントをSpot by NetAppとネイティブ統合することにより、組織はSpot by NetAppサービスを既存のクラウド環境内に迅速かつ確実に導入できるようになります。顧客やパートナーはフィラミントによるDevOpsやSREのためのローコード・フレームワークやクラウド自動化エンジンの恩恵を受けることになります。フィラミントの事前構築済み統合機能およびSpotの完全なCloudOpsポートフォリオと相まって、組織はクラウド事業のインフラを高速化、最適化、自動化できるようになります。今回の戦略的買収により、CloudOps全般のリーダー企業としてのネットアップの地位が一層高まるとともに、顧客の力が向上し、顧客はより充実したクラウドを低コストで利用し続けることができます。」
今回のフィラミント買収により、有力なCloudOpsマルチクラウド・インフラ管理サービスから成るSpot by NetAppポートフォリオを成長させるためにネットアップが進めてきた活動の勢いと投資が拡大しました。これまでの2年間、当社がSpot by NetAppポートフォリオの拡大に向けて戦略的に買収した企業には、セキュリティーとコンプライアンスを手掛けるCloudHawk、クラウドにおけるデータ分析と機械学習ワークロードを手掛けるデータ・メカニクス、クラウドコスト管理のクラウドチェッカーがあります。
フィラミントの共同設立者で最高経営責任者(CEO)のPradeep Padala博士は、次のように語っています。「フィラミントはクラウドワークフローのすべての部分を自動化するように設計した一連の技術を構築しました。両社は諸チームがクラウドスピードで導入・実行できるよう支援するとの構想で共通しており、私たちは当社の最新クラウド自動化機能をSpot by NetAppポートフォリオに統合することで、究極的にすべての企業に自動化を普及させることができるものと大いに期待しています。」
ネットアップについて
ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウエア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウエア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.comをご覧ください。また、Twitter、LinkedIn、Facebook、Instagramでネットアップをフォローしてください。
NetApp、NetAppのロゴ、www.netapp.com/TMに記載されているマークは、NetApp, Inc.の商標です。
1995年米国民事証券訴訟改革法に基づく「セーフ・ハーバー」声明
このプレスリリースには、1995年民事証券訴訟改革法の意味における将来見通しに関する記述が含まれています。このような記述には、取引の期待される利益、ネットアップの将来の戦略の説明、および顧客への影響に関する記述が含まれますが、これらに限定されません。ネットアップの事業見通しに関するものを含む実際の結果は、多くの要因により大幅に異なるものとなる可能性があります。そのような要因には、買収した人員と資産を成功裏に統合するネットアップの能力、顧客・従業員・パートナーによる買収への反応、取引の顧客およびパートナーに対する実際のメリット、主要な人員を維持する能力、より広範な戦略目標および営業目標を実現するネットアップの能力が含まれますが、これらに限定されません。これらとその他の同様に重要な要因は、フォーム10-Qおよび10-Kで最近提出された当社報告書の「リスク要因」というタイトルのセクションに記載されている要因を含め、証券取引委員会に当社が随時提出する報告書および文書に記載されています。当社は、新しい情報、将来の出来事、またはその他の結果としてこのプレスリリースに含まれる情報を更新する一切の義務を否認します。
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