サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- イスティオとエンボイの作成者とメンテナーが設立したテトレートは本日、テトレート・サービスブリッジ(TSB)、ゴールデンゲート・リリースの一般提供を発表しました。この最新リリースは、APIゲートウェー、ウェブ・アプリケーション・ファイアウオール(WAF)、サービスメッシュの能力を単一のマネジメントプレーンにまとめ、業界で初めてクラウドを問わない一体的なアプリケーション接続プラットフォームを提供します。このような能力を一体化することで、TSBは、アプリケーション・ネットワーキングに集中的ガバナンスと分散型執行をもたらします。これは、レガシーと最新のワークロードにわたってゼロトラストのセキュリティーを導入する上で不可欠です。
TSBのエンボイ・ベースのアプリケーション・ネットワーキング・レイヤーは、南北トラフィックと東西トラフィックの間の区別をなくします。どれも単なるアプリケーション・トラフィックです。デベロッパーは、これまでAPIゲートウェーでのみ利用できた機能を、エッジからワークロードまで、アプリケーション・トポロジーのどの部分にも適用できます。TSBゴールデンゲート・リリースには、APIゲートウェーと包括的なAPIガバナンス・アウト・オブ・ザ・ボックスが含まれます。
IDCのリサーチ、データセンター、マルチクラウド・ネットワーキング担当バイスプレジデントのBrad Casemoreは、次のように述べています。「企業がクラウド・ネイティブなアプリケーション環境を拡大する中で、頑健なアプリケーション機能とネットワークは、どちらも不可欠な価値を持ち、複雑性も増しています。いくらかパラドックス的ではありますが、アプリケーション・ネットワーキングは、それが目に見えない時に最も高い価値を持ちます。すなわち、プロビジョニングと運用が簡単で、邪魔にならない一方で弾力的に拡張でき、高度に分散された環境でセキュリティーが確保され、デベロッパーやアプリケーションを阻害しない場合です。テトレート・サービスブリッジの最新リリースにより、テトレートはこのニーズに応え、複数のクラスター、クラウド、コンピューティング・リソースにわたるエッジからワークロードまでの接続全体の集中的統制をシンプルなものにします。」
アプリケーション固有のネットワークとセキュリティー・ポリシーにアクセスして構成方法を知ることは、デベロッパーにとって容易ではなく、最終的に生産性に影響を与えます。しかし、ネットワーキングとセキュリティーのチームは、ポリシーのマンデートを執行してその実装を確保する手段を持っていません。このようなアクセスと知識の分断は、コンプライアンスに欠けたネットワーキングと一貫性のないポリシー執行につながり、それはセキュリティー侵害にもつながります。ゴールデンゲート・リリースにより、TSBは、エンボイやイスティオのような複雑な新技術を学ぶ必要なく、デベロッパーがアプリケーションのポリシーを構成することを可能にし、同時にそのパワーを利用することができます。
Age of Learningのインフラストラクチャー担当シニアバイスプレジデントのJeremy Farberは、次のように述べています。「主要な教育技術提供企業として、当社のフラッグシップ製品であるABCmouse Early Learning Academyは、米国の子どものための主要なデジタル教育プログラムとなっています。当社は、テトレート・サービスブリッジのゴールデンゲート・リリースがネットワーク・レベルだけでなくアプリケーション・レベルでもセキュリティーを達成するために役立つことを、ありがたく思っています。」
TSBは現在、セルフマネージでの導入だけでなく、フルマネージドのテトレートがホストするサービスとしても提供されています。TSBマネージドサービスはゼロトラストのアーキテクチャーの利用を開始する際に必要となる初期投資を大きく減らし、試行を促し、お客さまにとっての複雑さをさらに低下させます。マネージドサービスは、お客さまのニーズに従って、パイロットプロジェクト、小規模プロジェクト、あるいはあらゆるプロジェクトのために利用できます。
テトレートの最高経営責任者(CEO)で共同創立者のVarun Talwarは、次のように述べています。「アプリケーション・アーキテクチャーは、分散的な性質をますます強めています。マルチクラウド・インフラストラクチャー、アプリケーション・ネットワーキング、セキュリティー・ポリシーのニーズと組み合わされると、管理は複雑な問題になります。TSBはこの課題をマネジメントプレーンでエレガントに単純化します。これは、ランタイムのシステムをユーザーとチームにつなげるレイヤーです。企業は、規制要件のための統制を自信を持って実装することができ、同時停止がない形で多数の無関係なチームを同じインフラストラクチャーで維持することができます。」
ゴールデンゲート・リリースは大いに成果のあった年に続いてのリリースです。この1年には、フォーチュン500組織に含まれる金融サービス、ヘルスケア、小売り関係の20組織以上がTSBのオリジナルバージョンを採用し、当社がマネージするクラスターの数は前年比で10倍に増加しました。お客さまからは、新リリースの主要機能に関して、次のような価値あるご意見をいただいています。
- WAF、API GW、サービスメッシュ、エグレスコントロールの導入と管理に利用できる統一されたアプリケーション接続プラットフォーム
- アプリケーションのトラフィックとセキュリティー・コントロールのためのクリーンで決定的なアプリケーション・デベロッパー・エクスペリエンスであり、一度決定したものをあらゆるところに適用可能
- クバネティス、バーチャルマシン、ベアメタルサーバー、オンプレミス、クラウド内を含むヘテロな環境にわたってアプリケーション・トラフィックを一元的に管理する管理ペーン
- マルチテナント性:企業内の複数のチームのためにテナントを作成し、細かく調整した統制と編集権を定義し、ゼロトラストを標準として維持可能、サービスや共有リソースの変更を初めから最後まで監査可能
- 次世代のアウト・オブ・ザ・ボックスAPIガバナンスにちょうど良い量のベークトインAPIゲートウェー機能が備わり、使いやすい
- 単一のファイアウオールだけでなく、エッジからワークロードまで、必要なところに、まとまった構成のWAFを展開
- 複数クバネティスクラスターにわたるサービスメッシュの導入とライフサイクル管理(イスティオとエンボイ)
- アプリケーションレベル・セグメンテーション:ネットワーク(だけ)でなくアプリケーションのセキュリティーを確保
詳細情報については、リリースブログをお読みください。
テトレートについて
イスティオの創立者がアプリケーション・ネットワーキングを再構築するために立ち上げたテトレートは、最新のハイブリッド・クラウド・アプリケーション・インフラストラクチャーの複雑さを管理するエンタープライズ・サービスメッシュ企業です。その主力製品であるテトレート・サービス・ブリッジは、エッジからワークロードまでのアプリケーション接続プラットフォームを提供し、従来のモノリスからクラウドへと移行する長期的な活動に取り組む企業に、事業継続性、俊敏性、セキュリティーを提供します。お客さまは、あらゆる環境で、一貫性のある内蔵の可観測性、ランタイム・セキュリティー、トラフィック管理を利用できます。テトレートは、オープンソース・プロジェクトのイスティオとエンボイ・プロクシーの貢献者として首位の座を維持しています。詳細については、www.tetrate.ioをご覧ください。
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