ICEフューチャーズ・シンガポール取引所でマイクロMSCI USAおよびマイクロMSCI Europe指数先物取引を開始

アジア太平洋地域でのMSCIとのパートナーシップを拡大

ICEはMSCI先物取引の最も流動性のある取引所であり100種類以上の先物商品を提供

シンガポール--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- データ、テクノロジー、市場インフラを世界的に提供する大手企業のインターコンチネンタル取引所（NYSE:ICE）と、世界の投資コミュニティーに重要な判断支援ツールとサービスを提供する大手企業のMSCI（NYSE:MSCI）は本日、既存のライセンス契約をICEフューチャーズ・シンガポールにも拡大したと発表しました。この一環として、ICEは2021年10月11日より、シンガポールのICEの取引所でMSCI USA米国およびMSCI Europe指数をベースとしたマイクロサイズの先物取引を開始する予定です。

この米ドル建てのマイクロ先物取引により、アジアの投資家は、単一のプラットフォームから省コストで米国と欧州の株式市場にアクセスできるようになります。取引サイズが少額（想定元本は約2万米ドル）であるため、細かい取引と精密なリスク管理を行うことができます。

これらの指数は、それぞれの地域の大型株と中型株から構成されています。MSCI USA指数は米国上場企業から構成され、MSCI Europe指数は欧州の15カ国先進国市場（オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国）を対象としています。

MSCIのデリバティブ・ライセンシング担当グローバル責任者のジョージ・ハリントンは、次のように述べています。「MSCIは、投資家の皆さまにツール、サービス、知見を提供し、より良い結果が得られるようポートフォリオ管理を支援することに取り組んでいます。ICEと協力し、米国および欧州市場での機会を活用したいと望むアジアの投資家に高度な取引およびリスク管理ソリューションを提供できることをうれしく思います。」

ICEフューチャーズ・シンガポール取引所のルーカス・シュメデス社長は、次のように述べています。「ICEはMSCIとの強力なパートナーシップを生かして、アジアにおける小規模取引の需要に応えるべく、シンガポールから世界の株式を取引する方法を投資家に提供しています。アジア市場向けに調整されたICEフューチャーズ・シンガポールは、地域と海外の参加者を当社プラットフォーム上で結び付けることで、取引の機会を広げ、グローバル市場へのアクセスを提供します。」

ICEフューチャーズ・シンガポール取引所では、マイクロMSCI USAおよびマイクロMSCI Europe指数先物と共に、マイクロ・アジア・テック30指数先物、Bakkt®ビットコイン先物、現金決済のミニ・ブレント原油、ミニ米ドル指数、ミニ米ドル／オフショア人民元、ミニ米ドル／シンガポール・ドル先物の取引が可能です。

ICEは、MSCI ACWI、MSCIワールド、MSCIエマージング・マーケット、MSCI EAFEなどのベンチマークから、国別、セクター別、ファクター別の指数まで、あらゆる株式機会を網羅するMSCI指数の100種類以上の先物銘柄を上場しています。MSCI指数先物の詳細については、https://www.theice.com/equity-index/msciおよびhttps://www.theice.com/equity-index/msci/micro-msciをご覧ください。MSCI®およびMSCI指数は、MSCI Inc.の商標およびサービスマークです。

インターコンチネンタル取引所について

インターコンチネンタル取引所（NYSE: ICE）は、デジタル・ネットワークを設計、構築、運営して人々に取引機会を提供してをいるフォーチュン500企業です。当社は、主要な資産クラスにわたって、金融テクノロジーとデータサービスを提供し、お客さまは、透明性とオペレーション効率を高める基幹業務用ワークフロー・ツールを利用できます。また、ニューヨーク証券取引所などの取引所や清算機関を運営し、多数の資産クラスにわたる投資、資金調達、リスク管理で支援を提供しています。当社の総合的な債券データサービスと執行能力は、情報、分析、プラットフォームを提供し、お客さまが機会を捉えてオペレーションを効率化できるよう支援します。ICEモーゲージ・テクノロジーでは、消費者エンゲージメントからローン登録まで、米国の住宅ローンのプロセスを変革しデジタル化しています。これにより当社は、業界の変革、合理化、自動化に取り組み、お客さまに取引機会を提供しています。

ICEと関連会社の商標には、Intercontinental Exchange、ICE、ICEのブロックのデザイン、NYSE、New York Stock Exchangeがあります。インターコンチネンタル取引所と関連会社の商標と知的財産権に関するその他の情報については、こちらをご覧ください。EUパッケージ型リテール投資商品及び保険ベース投資商品規則の対象となる特定の商品の重要情報文書は、当該取引所のウェブサイトの「主要情報文書（KIDS）」のセクションで閲覧できます。

1995年民事証券訴訟改革法に基づくセーフハーバー声明－本プレスリリースにおけるICEの事業に関する記述で歴史的事実でないものは、リスクと不確実性を含む「将来見通しに関する記述」です。実際の結果が将来見通しに関する記述に含まれるものと異なる原因となる可能性のあるその他のリスクと不確実性の説明については、ICEの証券取引委員会（SEC）への提出書類を参照してください。これには、2021年2月4日にSECに提出された2020年12月31日終了年度に関する10-KフォームによるICEの年次報告書に記載されたリスク要因が含まれますが、これに限定されません。

ICE-CORP

配信元：インターコンチネンタル取引所

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