アイデミアがモロッコに最新の国民電子IDカードを供給へ

仏クールブボワ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ）-- 拡張された本人確認技術の世界的リーダー企業であるアイデミアは、モロッコ国家安全保障総局（DGSN：Direction Générale de la Sûreté Nationale）と戦略的契約を締結しました。これにより当社は、最新の国民電子IDカードを同国に供給し、安全なデジタルIDオンラインサービスプラットフォームを導入します。

DGSNの新しいデジタルID国民登録システムに支えられ、モロッコ国民は安全な環境下でオンラインサービスを利用できるようになります。アイデミアは当社のデジタル認証プラットフォームをDGSNに提供します。目的は、この新しい国民IDカードのデジタル機能の恩恵を受けたいと考えているモロッコ国民と政府機関や民間サービスプロバイダーの間のオンライン通信を促進することにあります。

新しい生体認証IDカードは今後、モロッコでオンラインサービスの本格展開を加速化し、デジタル経済の発展を強化します。このカードはすべてのモロッコ国民に対して、非常に確実なオンライン認証と取引におけるセキュリティーを実現します。その結果、すべてのオンラインサービスがDGSNの新しいデジタルID国家システムを利用できると同時に、使いやすさ、迅速性、セキュリティーを備えたアクセスを市民に提供して、電子IDカードの個人データプライバシーを保護できるようになります。

アイデミアが世界で培った専門力は、デジタルIDを導入するために現在進行中の大規模な改革に貢献します。アイデミアのソリューションは、パーソナライゼーションと生産の非常に厳格なセキュリティー手順に基づき、オンライン／オフライン文書のデザインと使用に伴うすべての段階で、IDデータのセキュリティーを確保します。

アイデミアは現在、国民IDカード、パスポート、車両登録文書、運転免許証、保健カードを含む高セキュリティーの本人確認文書を、米国、エストニア、オランダなど、モロッコ以外の世界中の多数の国々で生産しています。また政府や官民の組織に、包括的なデジタルID管理システムを供給しています。

アイデミアの公共セキュリティー／本人確認事業担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるフィリップ・バローは、次のように述べています。｢デジタルは、世界と人々が求めるものを一変させています。これからは、すべてが迅速・簡単に、そして何よりも場所を問わずにモバイル機器で安全な環境の下、機能することが求められます。一般の人々はすでに、この新しいやり方を受け入れており、モロッコ政府のサービスもそうした動きに沿ったものです。しかし電子政府サービスは、人々の物理環境とデジタル環境での本人確認情報が完全に信頼できるとともに保護されて、初めて実現します。最近の生体認証技術は、完璧なセキュリティーと柔軟性を期待通りに提供できます。当社の専門力と技術をモロッコに提供できることを光栄に思います。｣

アイデミアについて

拡張された本人確認技術の世界的リーダー企業であるアイデミアは、市民や消費者が日常の重要行為（支払い、つながり、旅行など）を物理的な世界でもデジタル空間でも行えるよう、信頼のおける環境を提供しています。

私たちが暮らす現代の社会において、アイデンティティの保護は、今や欠くことのできない重要な事柄となっています。拡張された本人確認（個人情報保護と信頼を確保してセキュアで真性で検証可能なトランザクションを保証する本人確認）を支持する立場に立ちながら、当社は個人が対象かモノが対象かを問わず、セキュリティーが重要となる場合は時間と場所に関係なく、私たちの最大の資産の1つである本人確認情報を思考、生産、使用、保護する方法のあり方を塗り替えます。当社は、金融、通信、本人確認、公共セキュリティー、IoT分野の国際的顧客に対して拡張本人確認を提供しています。

世界で1万3000人の従業員を擁するアイデミアは、180カ国の顧客にサービスを提供しています。

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