不動産投資は副業としても人気が高まっていますが、実際に投資をする際にはどうしてもリスクが伴います。
そのリスクを正しく理解していないと大切な資金を失うことになりかねないので、どのようなリスクがあるのかを事前に知ることが重要です。
この記事では、不動産投資における代表的なリスクとその対処法などについて詳しく解説します。
不動産投資における代表的なリスクと対処法
不動産投資における代表的なリスクには、次のような点が挙げられます。
まずは、各リスクの詳細と対処法について紹介します。
家賃の下落
マンションなどの場合、築年数に応じて経年劣化が進むため、家賃が下がる傾向にあります。
新築から10年間程度で10%近く家賃が下がると言われており、単純に家賃が下がればその分だけ収入が減少することになります。
また、家賃下落により利回りが低くなり、物件を売却する場合の売却価格にも悪影響が出るのです。
家賃の下落リスクを考えて、中古物件を選んだり経年劣化が進んでも家賃が下落しない対策を取ることが重要です。
家賃の滞納
魅力的な物件を提供して満室の状態であっても、入居者が家賃を滞納すると収入が入ってきません。
何度も滞納している場合は立ち退きも検討したいところですが、立ち退き訴訟を起こすためには滞納期間が3ヶ月以上あることが条件の目安となっているため、意外とハードルが高いものです。
家賃の滞納に対しては、管理会社で入居時の審査を厳しくすることを依頼するか、自らが審査するという手段が有効的です。
また、入居する条件に家賃保証会社への加入を必須とする手段もあります。
空室による収入減
マンションなどを購入しても、入居者が見つからず空室状態では、当然家賃収入はありません。
不動産投資の場合、家賃収入を各種費用やローンの返済に充てるために、家賃収入が減ることで収支が赤字になり、自身の収入や貯金から赤字分を補填することになります。
空室状態が続くと収入が減り、自己破産に陥る場合もあるのです。
空室を回避する方法としては、賃貸需要が見込まれる場所にある物件を選んだり、入居付けに強みがある業者を選ぶことが重要となります。
不動産価値の下落
不動産価値は、人口減少などによって土地価格が下がったり、物件自体の経年劣化などによって価値が下落します。
また、景気にも左右されることになり、不景気になるとどうしても価値が下落しがちです。
そこで、土地の人口動態や開発計画など将来性に関わる事項は事前にリサーチすることが重要です。
金利上昇
日本では、長らくゼロ金利政策が継続されていますが、いつ通常金利に戻されるかが不透明な状況です。
もし、物件購入した後に金利が上昇して借入返済額が大きくなった場合、家賃収入を上回る返済を強いられる可能性があります。
リスク回避方法としては、元金均等返済や固定金利のローンを利用するという方法があります。
火災や地震
火災や地震などが発生すると、購入した不動産に大きな損害を与える可能性があります。
もし建物が倒壊した場合は、賃料収入が得られないだけでなく、建物を復旧するためのコストがかかるのです。
災害リスクに備える方法としては、火災保険や地震保険への加入や、新耐震基準の物件を選ぶなどがあります。
修繕
建物の経年劣化などにより、定期的に補修したりメンテナンスしなければならない箇所が発生します。
例えば、外壁や屋根、床、壁など建物としての修繕だけでなく、エレベーターなどの設備も修繕対象となるのです。
修繕は一度に行うよりも計画的に行う必要があるため、修繕費を積み立てておく必要があります。
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不動産投資ではリスクヘッジすることも重要
不動産投資では、リスクをある程度見込んでリスクヘッジすることで、もし価値が下がった場合などで損失を減らすことが可能です。
ここでは、不動産投資における主なリスクヘッジの方法を紹介します。
個別相談などで情報を収集する
不動産投資をするうえで、社会情勢や今後の見通しなどを正しく理解しておくことが重要となります。
投資するうえで必要となる情報を得るためには、不動産投資会社を利用するのがおすすめです。
不動産投資会社では、頻繁に無料相談会や個別相談会などを開催しているので、ぜひ利用して投資するために必要な情報を入手してみましょう。
事業計画を明確にする
事業に関わる資金調達のためにローンを利用する場合、事業内容を記載した事業計画書の提出が必要になる場合があります。
不動産投資ローンでは、事業計画書の提出を必ずしも要求されるわけではありませんが、作成しておくことで今後の見通しを明確にすることが可能です。
例えば、購入時にかかる費用だけでなく、年間の収支やローンの返済予定などを記載します。
事前に収支を想定して返済計画を立てることにより、今後の収益やかかる費用を予測して安心して不動産投資できるでしょう。
良きパートナーとなる不動産会社を見つける
不動産会社は、顧客に対して魅力的な物件を提供するのが仕事です。
ただ、不動産会社としても利益をある程度見込まなければならないこともあり、場合によっては自社に有利な物件を押し売りされることもあります。
顧客よりも自社のことを優先する不動産会社を利用すると、割高な物件を案内されることもあるので注意しましょう。
そのため、不動産投資を行ううえで、良きパートナーとして長く付き合いができる不動産会社を選定することが重要です。
些細な疑問や悩みなどもしっかりと聞いて、最適な答えを導き出してくれる会社を利用することで、もし価値が下がったりトラブルが発生した場合でも安心できるでしょう。
さまざまな要素をシミュレーションする
不動産投資では、うまくいくことばかりを念頭に置きがちであり、ポジティブに考えて投資してしまうことが多いです。
ただ、リスクがあることを考えれば常に疑ってさまざまな要因を洗い出してシミュレーションして、その中で最適な答えを導くことにより、リスクを回避できる可能性が高まります。
不動産投資のリスクも適切に説明してくれるサービスを紹介
不動産投資会社では、少しでも不動産投資に興味を持ってもらうためにさまざまなおすすめポイントを紹介してくれますが、それ以上に重要となるのがリスクも適切に説明してくれるかどうかです。
ここでは、不動産投資のリスクも適切に説明してくれるサービスを3つ紹介します。
株式会社AZ Creation
株式会社AZ Creationでは、ヒアリングや調査分析を通じて適切な企画提案を実施して、契約・決済とその後のアフターフォローに至るまで、手厚くサポートしてもらえます。
売る・買うだけではなく、一人ひとりの資産運用の現状改善を目的として、ワンストップソリューションで提供されているのが特徴です。
役所調査などを基にして調査報告書を説明するなど、リスクに対しての説明もしっかり行ってもらえます。
ジー・ピー・アセット
ジー・ピー・アセットでは、Zoomなどを用いてコンサルタントより詳しい説明を受けることができます。
要望を納得いくまで聞いてもらえて、そのうえでライフプラン診断を実施し、一人ひとりのライフプランに合わせた提案を受けることが可能です。
購入すべきでないと判断した場合は、しっかりとその旨をアドバイスしてもらえて、他社から紹介を受けている物件のセカンドオピニオンにも対応しています。
みんなで大家さん
みんなで大家さんは、簡単に不動産投資を体験できるように、不動産を小口の金融商品として提供しています。
WEBや対面での個別相談や、商品・サービス説明会も行っており、不動産投資に必要な情報を得ることが可能です。
また、賃貸利益をベースとして対象不動産の評価額を算定する仕組みを年に1回取り入れているため、J-REIT(不動産投資信託)のように日々の価格変動しない点も魅力となっています。
リスクと対処法を正しく理解して不動産投資を始めよう
不動産投資にはリスクが付き物であり、まずはリスクをしっかりと理解することが重要です。
リスクへの対処法を知ることで、安全に不動産投資を行うことができるでしょう。
各種サービスなどをうまく活用して、リスクについて積極的に知るアクションを取ることをおすすめします。
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