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筑波大学生の皆様主体「学食メニューのCO2見える化プロジェクト」に シダックスコントラクトフードサービスが協力



食堂での提供メニュー


券売機にもCFP表示を実施


プロジェクト紹介ポスター


学生の皆様が作成したポスター




 全国の企業、学校等で食事提供業務を行うシダックスコントラクトフードサービス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:堤 祐輔、以下、当社)は、2025年11月17日(月)~12月19日(金)の期間、筑波大学の学生の皆様が主体で推進する「学食メニューのCO2見える化プロジェクト2025(以下、本プロジェクト)」に、今回で3回目となる協力を行います。

 本プロジェクトは、学食メニューにカーボンフットプリント(CFP※1)を表示することで、学食利用者様が「食の選択」を通じて環境に配慮した行動を考える、国内でも先駆的な取り組みです。当社は、同学食の長年の受託実績と調理・運営ノウハウを活かし、CFP算出のための情報提供や、食堂における啓発活動を全面的に支援します。



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食堂での提供メニュー



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券売機にもCFP表示を実施



 地球温暖化対策は喫緊の課題であり、私たちが日常で口にする「食」はその過程で多くの二酸化炭素(CO2)を排出していますが、その事実はあまり意識されていません。筑波大学DESIGN THE FUTURE機構(DTF機構)は、食事が地球温暖化に与える負荷を見える化するプロジェクトを立ち上げ、筑波大学の学食利用者様が「食の選択」を通じて、環境に配慮したライフスタイルへ移行するきっかけを提供することを目指しています。これは、海外で広がりつつある分野であり、国内の学生食堂におけるCFP表示の先駆的な事例として注目されています。

 当社は、2012年から筑波大学様の学生食堂を受託運営しており、長年にわたり安全・安心でおいしい食事提供を行ってまいりました。食事提供業務を超えた取り組みとして、2024年2〜3月に実施した第1回目より本プロジェクトに協力し、学生の皆様の主体的な学びと未来志向の取り組みを支援しています。

 当社の具体的な取り組みとしては、学食利用者様が価格や栄養成分に加え、学生の皆様が算定した各メニューの二酸化炭素排出量(CFP)を参考に「食の選択」ができるよう、視覚的に分かりやすい表示を食堂内に掲示するほか、学生の皆様考案の環境啓発ポスターや投票企画を食堂内で展開しています。また、原材料の種類や使用量、調理過程など、提供メニューにおける詳細データを提供し、学生の皆様が正確なCFP算出を実践できるよう、全面的にサポートしています。



シダックスコントラクトフードサービスと筑波大学の本プロジェトにおける取り組み 概要



 本プロジェクトで3回目の実施となる今回は、前回からの結果を踏まえ、プロジェクト主体である筑波大学DTF機構様に対し、食堂運営受託者としての専門的な知見と現場の実行力をもって、以下の点で協力体制を強化しています。

1. 学食利用者の皆様がわかりやすい情報提供とメニュー表示

 プロジェクト期間中、学生の皆様が算定した各メニューのCO2排出量(CFP)が、食堂内で表示されています。当社は、学食利用時に、価格や栄養成分に加えて、CFPも参考にした「食の選択」ができるよう、視覚的に把握しやすい形で掲示します。

2. 学生考案の環境啓発ポスター・投票企画を食堂で掲示

 当社は食堂内で掲示場所を提供し、学生の皆様考案の環境啓発ポスターや参加型投票企画などを通じて、「見て楽しめ、簡単に参加できる仕掛け」を食堂内で展開します。例えば「ビーフカレー1杯分と筑波大学循環バス1周でCO2排出量がより多いのはどっち?」といったテーマを紹介しています。

3. 学生主体によるCFP計算の実践への協力

 前回までは専門家に依頼していた食事提供までのCFP計算プロセスを、今回は有志の学生の皆様が自ら学習し、実践しています。当社は、正確なCFP算出をサポートするため、提供する各メニューの原材料の種類、使用量、調理過程など、CFP算出に不可欠な詳細データを提供しました。



■「学食メニューのCO2見える化プロジェクト2025」実施概要



・実施期間: 2025年11月17日(月)〜12月19日(金)

・場所: 筑波大学構内 1A棟食堂、3A棟食堂(茨城県つくば市天王台1-1-1)

※当社食事提供業務受託店舗

・主催: 筑波大学 DESIGN THE FUTURE機構(DTF機構)

・協力: シダックスコントラクトフードサービス株式会社(学生食堂の受託運営会社)

一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)



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プロジェクト紹介ポスター



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学生の皆様が作成したポスター



■今後の展望



 本プロジェクトは、アンケート調査や取り組み前後の学食での廃棄物量の変化などから効果が確認されます。当社は、この活動を通じて得られる知見やノウハウを、食事提供業務を受託する店舗・施設の運営や食育プログラムに活かし、「サステナブルな社会の実現」に貢献してまいります。今後も、食の提供事業者として、大学および未来を担う学生の皆様の主体的な取り組みを支援し、環境問題への意識向上に努めてまいります。

※1:CFP……カーボンフットプリント(Carbon Footprint of Products)とは、製品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスをCO2に換算して、環境負荷を表示する仕組み(SuMPO HPより)



会社概要



 1959年、東京都調布市の企業(工場)での給食事業(フードサービス事業)で創業。翌1960年に法人化。以来65年以上にわたり、全国の企業、寮、工場、アスリート施設、キャンパス(大学・高校)、技術センター・研究所など幅広い分野で食事提供業務を展開。 1974 年には、東京・新宿の高層ビル・住友ビル内において、国内初となる高層ビルカフェテリア方式の職域食堂の受託運営を実施。約1,000カ所以上に及ぶ店舗・施設において、「安心・安全」で、健康に配慮した美味しい食事の提供を行っています(2025年11月現在)。




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